2026年5月、Lofreeは、ロープロファイルメカニカルキーボード「Flow 2 for Mac」のVIP予約受付を開始しました。
Flow 2 for Macは、同社のロープロファイルメカニカルキーボード「Flow 2」をベースに、MacBookユーザー向けの配列・操作感に最適化したモデルです。
VIP予約では、2ドルのデポジットを支払うことで、正式発売時に40ドル割引となるコードを受け取れる仕組みとなっています。
割引コードの利用期間は6月29日から7月31日までで、出荷は7月下旬ごろを予定しています。
「Tune to Mac.」を念頭に置いて開発されたと言うだけあって、最新のMacbook Neoと相性のよいカラーリングとなっているのが特徴。
一方で、Flow2 84とは異なり、F行のレイアウトが特殊となっているためキーキャップ互換性が低下している点は注意が必要です。
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MacBook配列に近づけた「Flow 2 for Mac」

Flow 2 for Macの最大の特徴は、MacBookキーボードの操作感に近づけたレイアウトです。
Lofree公式サイトでは、Flow 2 for Macについて、MacBookキーボードの構造を物理的に再現し、Fn/地球儀キー、Control、Option、Commandの並びや、左CommandキーとXキーの位置、スペースバー端とMキーの位置関係まで考慮したと説明されています。
つまり、単にMac用キーキャップを搭載しただけではなく、MacBookから外部キーボードへ移行した際の違和感を減らすことを狙ったモデルといえます。
Flow 2 84キーとは異なる専用レイアウト


一方で、Flow 2 for Macは通常のFlow 2 84キーとはレイアウトが異なります。
通常のFlow 2はANSIレイアウトを基本とする75%・96%系ロープロファイルキーボードですが、Flow 2 for Macは「Mac layout」として別枠で紹介されています。
サイズ展開も84キーと100キーの2種類で、通常のFlow 2に存在する68キーは用意されていません。
特に注意したいのは、F行を含む上段レイアウトとスペースバーの長さです。
Flow 2 for MacはMacBookに近い使用感を重視しているため、一般的な75%キーボードのキーキャップ構成とは異なる部分があります。
そのため、見た目や操作感はMacユーザーにとって自然になりやすい一方で、一般的なロープロファイルキーキャップセットとの互換性は下がる可能性があります。
特に、Escキー、Delキー、5uスペースバーは交換用キーキャップの入手が極端に難しいため、キーキャップ交換を前提としないモデルと見た方が良いでしょう。
Flow 2 for Macの主な仕様

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Lofree Flow 2 for Mac |
| キー数 | 84キー / 100キー |
| レイアウト | Mac layout |
| カラー | Nebula / Petal / Volt / Silver |
| ケース | アルミニウム |
| キーキャップ | PBT + PC ダブルショット |
| スイッチ | Lofree x Kailh Cloud Series Surfer |
| 対応スイッチ | Cloud Series Switch |
| 接続 | USB-C有線 / Bluetooth 5.3 / 2.4GHz |
| ポーリングレート | 有線・2.4GHzで最大1000Hz |
| ホットスワップ | 対応 |
| カスタマイズ | VIA対応 |
| 出荷予定 | 7月下旬ごろ |
Flow 2 for Macは、VIAによるキーマップ変更に対応し、USB-C有線、Bluetooth 5.3、2.4GHzワイヤレスの3モード接続に対応します。

また、ケースはアルミニウム製で、ガスケットマウント構造や5層の吸音材を採用しているとされています。

また、本体側面には静電容量式のタッチバーを搭載しています。
Flow2と同じ仕様であれば、この部分はボリュームコントロールと画面の明るさをコントロールするものです。

通常のFlow 2との違い
| 項目 | Flow 2 for Mac | Flow 2 |
|---|---|---|
| レイアウト | Mac layout | ANSI / FR / DE |
| サイズ | 84キー / 100キー | 68キー / 84キー / 100キー |
| カラー | Nebula / Petal / Volt / Silver | Space Gray / Silver |
| 標準スイッチ | Surfer | Space Gray:Pulse / Silver:SurferまたはVoid |
| 接続 | USB-C / Bluetooth 5.3 / 2.4GHz | USB-C / Bluetooth 5.3 / 2.4GHz |
| ケース | アルミニウム | アルミニウム |
| キーキャップ | PBT + PC | PBT + PC |
通常のFlow 2が、ANSIや欧州配列を含む一般的なロープロファイルキーボードとして展開されているのに対し、Flow 2 for MacはMacBookユーザー向けに配列そのものを最適化した派生モデルと見たほうが良いでしょう。
カラーや配列以外には大きな仕様に違いは見られないように思います。
Greenkeysとしての注目ポイント
Flow 2 for Macは、MacBookユーザーにとってはかなり魅力的なモデルです。
特に、MacBook内蔵キーボードの配列に慣れているユーザーにとって、外部キーボードへ移行したときに違和感が出やすいのが、Command / Option / Fnまわりの配置です。
Flow 2 for Macはこの点をかなり明確に意識しており、MacBookの延長線上で使えるロープロファイルメカニカルキーボードを目指した製品といえます。
一方で、これはメリットとデメリットがはっきり分かれる設計でもあります。
一般的な75%キーボードとして見ると、F行や一部キーのレイアウトが特殊で、通常のキーキャップセットとの互換性は下がります。
また、スペースバーが特殊サイズとなっており、入手性は極めて低いです。
ロープロファイルキーボードはもともとキーキャップの選択肢が限られやすいため、キーキャップ交換を楽しみたいユーザーにとっては注意点になるでしょう。
逆に言えば、Flow 2 for Macは「汎用カスタムキーボード」ではなく、MacBookユーザーのために割り切って最適化された完成品キーボード と見るべきモデルです。
まとめ
Lofree Flow 2 for Macは、通常のFlow 2を単にMac向けにしたモデルではなく、MacBook配列への最適化を前面に出した専用モデルです。
VIA対応、アルミニウムケース、ガスケットマウント、Cloud Seriesスイッチ、2.4GHzワイヤレス対応など、Flow 2らしい仕様を継承しながら、MacBookユーザーが外部キーボードへ移行しやすいレイアウトに仕上げられています。
その一方で、一般的な75%レイアウトとは異なる部分があるため、キーキャップ互換性を重視するユーザーには注意が必要です。
MacBookに近い操作感を重視するならFlow 2 for Mac、汎用性やキーキャップ交換のしやすさを重視するなら通常のFlow 2 84キー、という選び方になりそうです。
- 初版執筆日:2026年5月30日
- 最終更新日:2026年5月30日
- 取材方法:メーカー公式リリース
- 参照・引用元:https://www.lofree.co/products/flow-2-for-mac-vip-reservation
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし

