KEEB JOURNAL October 2026|新製品への期待と、入力体験の広がりを追った10月

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この記事の位置づけ
本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

先月のアクセスデータからキーボード界隈の流行りを見る「KEEB JOURNAL」。

2026年10月のGreenkeysは、178,539PVでした。

9月の158,961PVから12.3%増加しています。

1日平均は5,759PVで、9月の5,299PVを上回りました。

10月は、HHKBの新製品予告、Lofree Flow Lite 2の発売情報、beekeeb Toucanのグッドデザイン賞受賞が上位に入りました。

新製品への関心に加え、分割キーボードやトラックボールなど、Greenkeysが継続して追っているテーマに反応が見られた月だったと言えそうです。

読まれた記事トップ10

先月の「よく読まれた記事」トップ10は下記のとおりです。

  1. HHKB、10月22日の新製品発表を予告
  2. Lofree Flow Lite 2、11月1日販売開始
  3. beekeeb Toucan、2026年度グッドデザイン賞を受賞
  4. ペリックスの人差し指操作型トラックボール2モデル
  5. Keychron Orca echoの3Dデータ公開
  6. FMV Keyboard X、一般販売
  7. NocFree Lite V2のトラックボール搭載
  8. Keychron Carbon 60 HE 8K
  9. Ulanzi AU05 Vibe Key
  10. NocFree & ショートレビュー

上位10記事の合計は61,138PVで、全体の34.2%を占めました。

早速、先月のアクセスを振り返ってみましょう。

第1位|HHKBが10月22日の新製品発表を予告

月間総PVに占める割合:5.49%

10月にもっとも読まれたのは、HHKB公式Xが公開した新製品ティザーを紹介した記事でした。

HHKB生誕30周年という節目もあり、正式発表前から「何が出るのか」を確かめたい読者が集まった形です。

10月21日にはメディア向けの発表会が行われ、Greenkeysも参加し、一足先にHHKB Professional Eliteを確認しています。

アルミ筐体に注目されていますが、金属製のスイッチプレートを採用した打鍵感の変化にも注目したいですね。

第2位|Lofree Flow Lite 2は11月1日販売開始

月間総PVに占める割合:4.91%

ロープロファイルキーボード「Flow Lite」の後継機について、発売日と予約キャンペーンを伝えた記事が2位にランクイン。

84キーと100キーのモデルがあり、日本語配列を含む複数の配列から選べること、事前に2ドルのパスを購入すると発売時に40ドル引きになることを伝えました。

日本の販売代理店である三陽合同会社運営の「Lofree Japan」での取り扱いについては現時点では発表されていません。

日本語配列だけでなく、要望の多かった「ブラックカラー」の販売にも注目したいところです。

第3位|beekeeb Toucanがグッドデザイン賞を受賞

月間総PVに占める割合:4.22%

左右分割キーボード「Toucan」の2026年度グッドデザイン賞受賞と、東京での実機展示を伝えた記事が3位にランクイン。

Toucanはタッチパッドとメモリ液晶を一体化し、17mmピッチで持ち運びやすさまで意識した製品。

左右分割とポインティング操作を、外出先でも使える道具としてまとめた設計に改めて注目が集まりました。

受賞というニュースが、普段は分割キーボードを追っていない方にもToucanを知るきっかけになったかもしれません。

G28PrTBboAAspLuKawamura

合同会社くるみ(beekeeb.jp)の解散後はまだ具体的な販路について公表されていません。続報が待たれますね。

beekeeb Toucanがグッドデザイン賞を受賞

第4位|ペリックスの人差し指操作型トラックボール2モデル

月間総PVに占める割合:3.33%

人差し指で操作する40mmボールの新型トラックボールを、有線のPERIMICE-522 IronとワイヤレスのPERIMICE-822IRのリリースニュースコンテンツが4位にランクイン。

同じ操作方式でも、接続方法や電源仕様が異なります。

10月のランキングでは、キーボードに組み込むトラックボールだけでなく、単体のトラックボールにも目が向けられました。

少しずつではありますが、トラックボールマウスが一般にも受け入れられてきたように感じます。

ペリックスの人差し指操作型トラックボール2モデル

第5位|Keychron Orca echoの3Dデータ公開

月間総PVに占める割合:3.16%

KeychronとGIZMODO Japanの共同開発による分割キーボード「Orca echo」で、ケースやプレートなどの設計データが公開されたニュースが5位となりました。

やはり、こうしたことからも、Keychronが目指す「オープンソースによるユーザーコミュニティの形成」に力を入れる姿勢が覗えます。

Keychron Orca echoの3Dデータ公開

第6位|FMV Keyboard Xが一般販売開始

月間総PVに占める割合:2.95%

クラウドファンディングで約7,500万円、2,900人以上の支援を集めた「FMV Keyboard X」が、一般販売へ移ったニュースが6位にランクイン。

磁気式キーボードのアクチュエーションポイントの自由度をビジネス文脈に置き換えるという新しいアプローチを感じました。

G28PrTBboAAspLuKawamura

マーケティング観点からも非常に参考になります。

FMV Keyboard Xが一般販売開始

第7位|NocFree Lite V2にトラックボールを内蔵へ

月間総PVに占める割合:2.79%

開発中の左右分割キーボード「NocFree Lite V2」に、右手側のスペースバー付近へトラックボールを内蔵する計画が明らかになったニュースが7位にランクイン。

Bluetoothを含む3モード接続、キー配置やキックスタンドの見直しなども予定されています。

ただし、記事の時点では開発・テスト中で、発送時期を含めて変更の可能性があるとのこと。

昨今では、Keychron Orca echoの大ヒットを受けて、トラックボールを搭載したキーボードの開発が水面下で行われている可能性をも示唆する内容となっています。

G28PrTBboAAspLuKawamura

一方で、最近リリースされている市販品を見ても、ただトラックボールを乗せただけでヒットするわけではないようですね。
この辺りは私自身もマーケ畑の人間としては常に考えている部分でもあります。

NocFree Lite V2にトラックボールを内蔵へ

第8位|Keychron Carbon 60 HE 8Kが登場

月間総PVに占める割合:2.63%

「カーボン」の名を冠したKeychronの60%サイズの有線磁気式キーボードのリリースコンテンツが8位にランクイン。

ケース、プレート、キーキャップにカーボンファイバー複合材を採用し、最大8,000Hzのポーリングレートとラピッドトリガーにも対応します。

単に高速入力の数値を競うだけでなく、素材を製品全体の見た目と構造へ広げた点が目を引きました。

気になる部分としては、キーキャップにカーボンを用いる試みをPFUが試した時に

キートップへのカーボン採用については、粉塵が基板へ移るリスクも考慮した

HHKB Professional Eliteリリース|Greenkeys

としており、Keychron側はこのリスクをどのように回避したのかも気になりますね。

Keychron Carbon 60 HE 8Kが登場

第9位|Ulanzi AU05 Vibe KeyがGREEN FUNDINGに登場

月間総PVに占める割合:2.63%

マイク、ノブ、3つのカスタマイズキーを備えたデスクトップコントローラー「AU05 Vibe Key」紹介コンテンツが9位にランクイン。

キーボード本体ではありませんが、音声入力やAIツールへの入力、PC操作を手元にまとめる製品です。

キーを打つ以外の方法も含めて、作業環境をどう整えるかという関心とつながります。

KeychronでもイメージとしてSNS上で話題になっていましたが、まさにそれを形にしたようなデバイスと言えそうです。

バイブコーティング時代を象徴するかのような入力でデバイスですね。

Ulanzi AU05 Vibe KeyがGREEN FUNDINGに登場

第10位|NocFree & 日本語配列のショートレビュー

月間総PVに占める割合:2.14%

日本語配列が選べる75%左右分割ロープロファイルキーボード「NocFree &」のショートレビューが10位となりました。

慣れた横ずれ配列を保ちながら、左右分割としても一体型としても使えるキーボードです。

メリットだけでなく、ファーストロットで見えた課題についても考察しています。

G28PrTBboAAspLuKawamura

このコンテンツリリースの3日後にNocFreeからも、ファーストロットに対するユーザーフィードバックコンテンツがリリースされました。
ウチの指摘した内容とほとんど一致しており、やはりユーザーが認識する課題は共通していたようですね。

NocFree & 日本語配列のショートレビュー

まとめ|10月のアクセスから見えたこと

上位には、新製品の発表を待つティザー、発売直前の配列・価格情報、クラウドファンディング後の一般販売など、製品化の異なる段階を伝えるニュースコンテンツが並びました。

製品が発売された後だけでなく、「これからどうなるのか」を追うニュースも読まれています。

今回のランクインは10件中9件がニュース、一件がレビューという状況で、コラムのランクインはありません。

G28PrTBboAAspLuKawamura

Greenkeysがキーボード関連のニュースソースとして認識されてきたようですね。
レビューやコラムに関しては月間本数は限られますが、引き続き投稿をしていきます。

Greenkeysでは、ニュースを追う楽しさと、製品を使う場面を想像できる情報の両方を届けていきます。

来月もお楽しみに。

※集計について:集計アクセスデータの9月・10月分からスパムと思われる異常なアクセス群を除外しました。通常の訪問が一部含まれる可能性はあります。9月の比較値は同条件で再集計したため、既刊の9月号とは異なります。

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

Greenkeysでは編集の独立性と透明性を重視し、提供品・広告・アフィリエイトの有無を記事内で明示しています。取材・執筆・製品監修・日本市場向けの情報設計に関するご相談も受け付けています。

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