Keychronが廉価なシザー式Aliceキーボード「B39」「B40」を発売|49.99ドルから

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本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

シザー式アリスレイアウトキーボード、現る。

2026年8月28日、Keychronは公式Xにて、Alice配列を採用したワイヤレスキーボード「Keychron B39」と「Keychron B40」の販売開始をアナウンスしました。

いずれもメカニカルスイッチではなく、静音性を重視したシザー式キースイッチを採用。

2.4GHz、Bluetooth、USB Type-Cによる3モード接続と、Keychron Launcherを使ったキーマップ変更に対応します。

販売価格は、テンキーを搭載する96%レイアウトのB39が54.99ドル、テンキーレスの75%レイアウトとなるB40が49.99ドルです。

まさか、廉価なシザー式キーボードでAlice配列が登場するとは思いませんでした。

Table of Contents

Recommend|Init40のローンチオファーが8月27日まで。

Keychron B39・B40の販売情報

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製品レイアウトテンキー価格
Keychron B3996% Aliceあり54.99ドル
Keychron B4075% Aliceなし49.99ドル

カラーは、いずれもDeep Blackです。

記事執筆時点ではB39をカートへ追加できますが、B40の商品ページには入荷待ちであることが表示されています。

B40を購入できない場合は、商品ページから再入荷通知を登録できます。

廉価なシザー式キーボードにAlice配列を採用

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B39とB40の最大の特徴は、シザー式キーボードでAlice配列を採用したことです。

Alice配列は、左右のキーエリアへ角度をつけ、中央部分を分離したエルゴノミックレイアウト。

一般的な横一列のキーボードと比べて、両手を「八の字」に開いた状態でホームポジションを取れるのが特徴となっています。

これまでKeychronが展開してきたAlice配列モデルは、主にメカニカルキーボードでした。

  • Qシリーズ
  • Vシリーズ
  • Kシリーズ
  • B11 Pro(超薄型折りたたみ式)

一方、今回登場したB39とB40は、交換式のメカニカルスイッチではなく、ノートパソコンや一般的な薄型キーボードに近いシザー式を採用しています。

Keychron B40 Wireless Keyboard Black Colorway Scene

49.99ドルからという価格を考えると、Alice配列を試すための導入ハードルはかなり低いといえるでしょう。

B39はテンキー付きの96%Alice配列

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B39は、テンキーを備えた96%Aliceレイアウトです。

Alice配列の文字入力部分に加えて、右側へ数字入力用のテンキーを配置しています。

一般的なフルサイズキーボードに近い機能を保ちながら、キー間の余白を抑えた構成ですが、やはり横幅は長い印象。

表計算や経理作業など、テンキーを頻繁に使用する用途にも対応できます。

さらに、本体左側には5個のマクロキー「M1~M5」を搭載。右上には機能を変更できるロータリーノブも備えています。

B39の主な特徴内容
レイアウト96% Alice
テンキーあり
マクロキーM1~M5
ロータリーノブあり・機能変更対応
重量680g
バッテリー持続時間最大500時間
価格54.99ドル

テンキー付きAlice配列の完成品は選択肢が少なく、さらにシザー式となるとかなり珍しい存在といえるでしょう。

B40はテンキーレスの75%Alice配列

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B40は、テンキーを省略した75%Aliceレイアウトです。

B39よりも横幅を抑えられるため、右側にマウスの操作スペースを確保しやすくなっています。

こちらも5個のマクロキーと、機能を変更できるロータリーノブを搭載します。

B40の主な特徴内容
レイアウト75% Alice
テンキーなし
マクロキーM1~M5
ロータリーノブあり・機能変更対応
重量595g
バッテリー持続時間最大520時間
価格49.99ドル

数字入力を頻繁に行わない場合や、デスク上の横幅を抑えたい場合はB40が選びやすいでしょう。

静音性を重視したシザー式キーを搭載

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B39とB40には、低騒音のシザー式キースイッチが採用されています。

一般的な薄型キーボードと同様に、キースイッチとキーキャップは固定式です。

メカニカルキーボードのようなホットスワップには対応しておらず、キースイッチやキーキャップを交換して打鍵感を変更する製品ではありません。

一方で、シザー式はキーのぐらつきを抑えやすく、打鍵音も比較的小さいという特徴があります。

B40の商品ページでは、一般的なシザー式キーキャップよりも59%高いキーを採用したと説明されています。

通常の薄型シザー式よりも、深さを感じやすい打鍵感を狙った設計です。

オフィスや共有スペースなど、打鍵音を抑えたい環境を想定した製品といえるでしょう。

3モード接続に対応

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接続方法はB39とB40で共通です。

  • USB Type-C有線接続
  • 2.4GHzワイヤレス接続
  • Bluetooth 5.2接続

有線接続と2.4GHz接続では、最大1,000Hzのポーリングレートに対応します。

Bluetooth接続のポーリングレートは125Hz。

Bluetoothでは最大3台のデバイスを登録でき、パソコン、タブレット、スマートフォンなどを切り替えながら利用できます。

2.4GHzレシーバーは、本体内部の収納スペースへ保管可能です。

Keychron Launcherでキーマップを変更可能

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B39とB40は、ブラウザベースの「Keychron Launcher」に対応します。

専用ソフトウェアをインストールせずに、ブラウザ上で次の設定を変更できます。

  • キーマップ
  • マクロ
  • ショートカット
  • キーコンビネーション
  • ポーリングレート
  • M1~M5キー
  • ロータリーノブ

Keychron LauncherにはAIアシスタントも搭載されています。

設定したい内容を自然言語で入力すると、該当する設定項目を案内する仕組みです。

Keychron Launcherを利用する場合は、最新版のChrome、OperaまたはEdgeが必要です。

macOSとWindowsに対応

B39とB40は、本体の物理スイッチからmacOSとWindowsの動作モードを切り替えられます。

B40の公式対応OSは次のとおりです。

  • macOS
  • iOS
  • Windows
  • Android
  • Linux

B39の商品仕様ではmacOS、Windows、Linuxが記載されています。

キーボードの配列はANSI英語配列です。日本語配列モデルについては、現時点で発表されていません。

購入前に確認したいこと

低価格でAlice配列を試せる一方、一般的なメカニカルAliceキーボードとは性格が異なります。

  • シザー式でスイッチ交換には非対応
  • キーキャップ交換には不向き
  • バックライト非搭載
  • ANSI英語配列のみ
  • ケースとキーキャップはABS製
  • 左右が物理的に分離する分割キーボードではない
  • テンティング機構はない
  • 国内販売および技適取得状況は未発表

特に、Alice配列は左右のキーエリアへ角度をつけた一体型キーボードです。

左右の距離や角度を自由に変更できる「左右分割キーボード」とは異なるため、混同しないようにしましょう。

また、日本国内で2.4GHzまたはBluetooth接続を利用する場合は、国内正規販売と技適表示の確認が必要です。

Keychron B39とB40の違い

両製品の主な違いは、レイアウト、重量、価格、バッテリー持続時間です。

項目Keychron B39Keychron B40
レイアウト96% Alice75% Alice
テンキーありなし
キースイッチシザー式シザー式
マクロキー5個5個
ロータリーノブありあり
接続USB/2.4GHz/BluetoothUSB/2.4GHz/Bluetooth
バッテリー800mAh800mAh
2.4GHz利用時最大500時間最大520時間
重量680g595g
バックライトなしなし
価格54.99ドル49.99ドル

テンキーの有無を除けば、基本的な機能は共通しています。

まとめ|Alice配列の入り口になり得る製品

以上、Keychronの新作キーボード、B39/B40を紹介してきました。

Alice配列は、一般的なキーボードよりも自然な角度で両手を置きやすい一方、これまでは自作キーボードや高価格帯のメカニカルキーボードで採用されることが多いレイアウトでした。

興味があっても、「配列が合うかわからない製品へ数万円を出す」という点が導入時の壁になります。

B40は49.99ドル、テンキー付きのB39でも54.99ドルです。

打鍵感のカスタマイズ性はありませんが、完成品のシザー式キーボードとして扱えるため、メカニカルキーボードに詳しくないユーザーでも導入しやすいでしょう。

Alice配列を特殊なキーボード愛好家向けのものから、一般的なオフィス入力機器へ広げる可能性を感じる製品と言えそうです。


  • 初版執筆日:
  • 最終更新日:
  • 取材方法:メーカー公式SNS投稿および公式商品ページ参照
  • 参照・引用元:Keychron公式X
  • 製品情報参照元:Keychron B39Keychron B40
  • 利益相反:商品提供なし/本稿収益化リンクあり
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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

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