ELEKIT初出展ブースで見えた「双掌」に次ぐ一手とはー天キーVol.11レポート

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2025年5月、遊舎工房は嘉穂無線ホールディングス株式会社の完全子会社となりました。

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同社はこれまで培ってきた電子工作事業とのシナジーを活かし、最近では同嘉穂無線ホールディングス株式会社のグループ企業である「EK JAPAN」名義での電子工作キットとしての自作キーボードの開発・販売も開始しています。

そのEK JAPANが運営するECブランドが「ELEKIT(エレキット)」です。

2026年3月28日の「キーケット2026」で発表した「双掌」は大きな話題を呼び、同ブースでは瞬く間に完売となるなど大きな注目を集めました。

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エレキットのブース
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タップできる目次

ELEKITが見せた次なる一手は一体型キーボード

エレキットが開発している「第二弾」となるキーボードキットは、一体型キーボードです。

GH60互換ケースを利用しており、ロウスタッガードレイアウトを採用した40%キーボードとなっています。

中央部にポインティングモジュールを廃止しており、タッチパッドもしくはトラックボールを選択できるのが大きな特徴といえます。

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Elekit 7
Kawamura top RKawamura

GH60ケースを採用しているという点では、Techmach keysさんが設計している「OLSK60」や堕落猫さんが販売している「GPK60シリーズ」の文脈に近いですね。

CherryMX互換キースイッチのホットスワップ対応、有線無線対応、乾電池駆動、ZMK Firmware対応に加えて、一般的なキーキャップセットでも対応できるキーサイズとなっているのも特徴といえます。

Elekit 8

タッチパッドについては、カーソル操作のみを想定しており、右クリック・左クリックなどの操作に関しては基本的に物理スイッチへの割り当てを想定しているとのこと。

Elekit 6

一般的な40%レイアウトのキーレイアウトと比較すると、Z行の「/?」が省略されており、右Shiftを兼用するMod-Tapを前提としたいわゆる「30%レイアウトでよくある形」にも見えます。

この辺りはキーマップの工夫のしがいがありそうですね。

販売価格・販売時期については現時点では発表されていません。

まとめ

以上、エレキットが開発している新作キーボードキットについてお伝えしてきました。

エレキットとしては、これまでの出展では「遊舎工房の一部」としての出展形式でしたが、今回別のブースでの展示となっていたということもあり、同グループ企業としてのシナジーは活かしつつも販路という部分では別で捉えているのかもしれません。

最近では、「カホパーツセンター」での自作キーボードコーナーの品揃えも豊富となってきており、遊舎工房に次ぐ「自作キーボードの聖地」となってきている印象です。

遊舎工房を含めた「嘉穂無線ホールディングス株式会社」が自作キーボードジャンルにどのような変化をもたらすのか、Greenkeysでは引き続き追っていきます。

  • 初版執筆日:2026年6月7日
  • 最終更新日:2026年6月7日
  • 取材方法:現地取材
  • 参照・引用元:なし
  • 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:なし

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

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