市販のロープロオーソリニアの4代目の実力はいかに。
Chosfox Geonix Rev.2.5は、4行×12列のオーソリニア配列を採用した、40%クラスのロープロファイルキーボードです。
Chosfoxと日本人デザイナーMasro氏が共同開発してきた「Geonix」シリーズの改良モデルにあたり、従来のGeonix Rev.2からケース構造や内部吸音構成、2Uスペースバー周辺などを見直しています。
独立した数字行やファンクションキーはありませんが、QMKをベースとしたキーマップ変更ツール「Vial」に対応。
レイヤーやコンボ、Mod-Tapなどを活用することで、限られたキー数へ必要な機能を割り当てられます。
また、USB有線接続に加えて、Bluetoothと2.4GHz接続にも対応。
小型・軽量な筐体と専用キャリングケースを組み合わせ、持ち運び用キーボードとしても使いやすい仕様です。
Kawamuraオーソリニア好きとしては買わずにはいられませんでした。
実際の打鍵感やVialの使い勝手、40%オーソリニア配列へ移行する際の注意点を含めてレビューします。

価格・販売形態・入手性
- 入手性:★★★★★(非常に入手しやすい)
- 価格:$119.00~$122.00
- 販売形態:通常販売
- 再販予定:常時ストック販売
- 入手先:Chosfox公式サイト
バリエーションについて
Geonix Rev.2.5では、ケース、ボトムレイアウト、キーキャップ、スイッチを選択できます。
| モデル | ケース構成 | 標準キーキャップ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Full Aluminum | アルミニウム製外装 | LAK | 剛性と金属筐体の質感を重視 |
| Semi-Aluminum | アルミニウム+透明サイドパーツ | LCK | 側面まで広がるRGB表現を重視 |
- カラー:White/Black/Silver
- ケース:Full Aluminum/Semi-Aluminum
- ボトムレイアウト:Dual 1U/2U
- キーキャプ:LAKプロファイルもしくはLCKプロファイル
Full Aluminumモデルには、PBT素材と昇華印刷を採用したLAKキーキャップが標準搭載されます。
Semi-Aluminumモデルには、透明PC素材とUV印刷を組み合わせたLCKキーキャップが標準搭載されます。Chosfox公式開発ストーリー
カラーは、それぞれWhite、Black、Silverから選択できます。
ボトムレイアウト
| レイアウト | 構成 | 特徴 |
|---|---|---|
| 2U | 2Uスペースバー×1 | 一般的なスペースバーに近い感覚で使える |
| Dual 1U | 1Uキー×2 | 左右へ異なる機能を割り当てられる |
2Uモデルでは、Rev.2からスタビライザー構造が見直されています。
一方のDual 1Uモデルでは、中央の2キーへ別々の機能を割り当てられます。
ただし、2UとDual 1Uは購入時に選択する仕様となっており、共存はできません。
KawamuraMasro氏に聞いたところによると、やはりchoc v2に関してはスタビライザー配置とホットスワップソケットとの兼ね合いで、両者の共存は難しくPCBを別設計にする必要があったとのことです。
選べるKailh Choc V2スイッチ
公式販売ページでは5種類からキースイッチを選択可能です。

| スイッチ | タイプ | 押下圧 | 作動点 | 総ストローク |
|---|---|---|---|---|
| White Rain | リニア | 50gf | 1.2mm | 2.8mm |
| Black Cloud | タクタイル | 45gf | 1.6mm | 2.8mm |
| Deep Sea Silent Linear | 静音リニア | 53gf | 1.3mm | 2.8mm |
| Deep Sea Silent Tactile | 静音タクタイル | 45gf | 1.3mm | 2.8mm |
| Crystal | リニア | 43gf | 1.2mm | 3.2mm |
レビュー環境
レビュー環境は下記の通りです。
- 接続環境:macOS
- 使用スイッチ:Kailh choc v2 Taro Icecream Linear
- レイアウト:Ortholinear
- 主な用途:コンテンツ執筆(日本語のタイピング)
- ボトムレイアウト:Dual 1U
- キーキャップ:LCK/LAKの両方
- ケース:Semi-Aluminum
キースイッチスペックはこちら▷▷

| スイッチ | タイプ | 押下圧 | 作動点 | 総ストローク |
|---|---|---|---|---|
| Taro Icecream | リニア | 37gf | 1.2mm | 2.8mm |
打鍵感・打鍵音の評価
- 打鍵音の大きさ:★★☆☆☆(そこまで大きくはない。カフェ程度なら許容範囲内)
- 音の高さ:中間(一般的なキースイッチ同等)
- キーの重さ:軽快(37gfは軽いと感じつ人が多い印象)
- 底打ち感:くっきり
- キーのぐらつき:ふつう
Geonix Rev.2.5のメリット
Geonix Rev.2.5のメリット
- 市販品で買える完成品のロープロファイルスモールキーボード
- 4×12の整然としたオーソリニア配列
- 40%らしい非常にコンパクトな筐体
- Vial対応で直感的なキーマップ設計が可能
- 選べるボトムレイアウト
- 選べるケース素材
- キースイッチバリエーションが豊富
市販品で買える完成品のロープロファイルスモールキーボード
やはり、Geonix Rev.2.5のもっとも大きなメリットは、ロープロファイルオーソリニアキーボードが完成品として購入できることでしょう。

スモールキーボードというだけでGB限りの入手性の低いものが多い中で、アルミ筐体、しかも人気のロープロファイルモデルをストック販売しているということ自体が唯一無二の魅力と言えます。
このシリーズに関しては歴史が長く、choc v1モデルのminipeg48から始まり、Geonix48(事実上のRev.1.0)、choc v2スイッチに対応したGeonix Rev.2と進化を遂げ、Rev.2.5で4代目となります。



ニッチジャンルながらも継続してリリースを続けてきた商品であり、世界にファンが多いのも納得ができますね。
4×12の整然としたオーソリニア配列
やはりオーソリニアレイアウトといえばOLKB Planckの功績が大きいと筆者は考えています。

Kawamura市販品としてオーソリニアスモールキーボードジャンルを開拓したのはこれだと思っています。一方で、OLKB自体はキーボードの販売は停止中、Planckに関してはDropがクローズした影響ですでに終売となっています。
そんな中、いわゆる「Planckレイアウト」キーボードが市販品として購入できるという意味は大きいと言えるでしょう。
また、この理路整然とした「オーソリニアレイアウト」は思考の整理としては入ってきやすいです。
スイッチングコストの高さを挙げる声ももちろん当然のことと言えますが、むしろ碁盤の目のように理路整然としたオーソリニアレイアウトは、タイピングをする上でも位置関係が使いみやすいとも言えます。

40%らしい非常にコンパクトな筐体
Geonix Rev.2.5は縦約24cm、高さ約8cm程度しかありません。
身近なもののサイズで言えば、「Nintendo Switch2」よりも小さいです。
KawamuraSwitch2のサイズは横27cm、縦12cmくらいです。

専用ケースに入れてもコンパクトで、持ち運びも苦になりません。
重量も約500gと軽く、ペットボトル一本分程度の重さしかないもの大きなメリットです。
さらには、下記のようなクロスで覆うことでさらにコンパクトに持ち運ぶことができます。
これはGeonixの大きなアドバンテージと言えるでしょう。
カメラ用のラッピングクロスなどで覆えばもっと簡単に持ち運びができます。

Vial対応で直感的なキーマップ設計が可能
Geonix Rev.2.5はVialに対応しており、OSに依存することなくWEBアプリ上でキーマップの変更が可能です。
自身でキーマップをコーディングすることなく、GUI上で直感的にキーマップ変更ができる点が大きな利点ですね。
さらに、キーマップ変更時にjsonファイルは不要、40%キーボードでは必須となる単押し/長押しの設定も直感的にできるため、自身の使い勝手に合わせた柔軟なキーマップ構築ができる点は大きなアドバンテージと言えるでしょう。



Kawamura私は中央部を2u開けて、30%レイアウトで利用しています。
筆者の30%レイアウトキーマップ(参考)



選べるボトムレイアウト
Rev.2からRev.2.5への大きな変化は、bottom rowのレイアウトが選べるようになった点です。
以前は2uスペースバーモデルのみのラインナップでしたが、Rev.2.5から1u×2のデュアルスペースバー仕様も選択できるようになりました。


ただし、兼用ではなく、あくまでも「基板は別モデル」ですので注意が必要です。
選べるケース素材
Rev.2.5からは、ケース素材は「フルアルミケース」と「セミアルミケース」の二種類から選択できるようになりました。
特にセミアルミケースは、キーボード側面のLEDを楽しむことができるため人気が高い印象です。


キースイッチバリエーションが豊富
Geonix Rev.2.5は5種類のキースイッチから好みに応じたものを選択することができます。
昨今ではリニアスイッチ/静音リニアスイッチだけでなく、タクタイルスイッチが選べるのはいいですね。

Kawamuraストロークは若干深いですが、透明なLCKプロファイルキーキャップと合わせるのであれば、Crystalキースイッチもいいでしょう。
煌びやかなRGBライティングを楽しむことができます。
Geonix Rev.2.5を購入する前に確認したいポイント
Geonix Rev.2.5を購入する前に確認したいポイント
- スイッチングコストが高い
- 周囲のライティングが変更できない
- 各種印字がレーザー印字ではなくシールとなっている部分が残念
- ケースとキーキャップの組み合わせが固定されている
- 同梱キーキャップとオプションキーキャップに1uコンベックスキーがない
スイッチングコストが高い

これは特殊レイアウトキーボードの宿命でしょう。
やはり、通常のキー数、通常の横ずれレイアウト(ロウスタッガードレイアウト)のキーボードを使っている方にとっては、オーソリニアキーボードへのスイッチングコストは決して小さくありません。
加えて、レイヤー思想が必要となるスモールキーボードのタイピングに関しては練習と習熟が必要となります。
実用的に使えるレベルに到達するまでは、ある程度の練習期間が必要という点は、スイッチングコストが高いという面においてデメリットと言えそうです。
周囲のライティング調整がちょっとわかりにくい

セミアルミケースの魅力は、なんといってもケース周囲を360度照らすことができるケースライティングにあります。

一方で、Vialの標準機能でコントロールできるのはスイッチ下のRGBライティングのみとなっており、ケースLEDの点灯パターンについては、独自に実装されていました。
公式マニュアルにも記載がないように思います。
ちょっと判読が難しいですが、このUser項目にある「LG_TOG」がオンオフ、「LG_MOD」がパターン変更、「LG_HUE」などの項目がライティングカラーの調整のようです。

Kawamuraここについてはちょっと解説が欲しかったですね。
各種印字がレーザー印字ではなくシールとなっている部分が残念
残念な点としては、商品ラベルシールがケース裏にべたっと貼られている部分が挙げられます。

この貼られ方であれば、おそらくは剥がしてしまう方が多いように思いますが、実は日本での仕様用途によっては剥がしてはいけない事情があります。
(技適マークおよび番号は製品に付随する必要があるためおそらくは剥がしてはいけない)
レーザー刻印を施すと意匠性への影響もあるため、窪み部分に納まるようなサイズ感のシールへ変更されると、もっと良くなる気がします。
ケースとキーキャップの組み合わせが固定されている
現状の商品ラインナップでは、ケース種別とキーキャップが「セット」となっており、任意の組み合わせができません。
- セミアルミケース→LCKキーキャップ
- フルアルミケース→LAKキーキャップ


ただし、デフォルトのキーキャップが好みでなかった場合でも、比較的安価に専用交換用キーキャップを購入できるため、大きなデメリットにはならないでしょう。
セットキーキャップとオプションキーキャップに1uコンベックスキーがない
残念ながら、Dual1uモデルのスペースキーは、コンベックスキーではないようです。
LAK /LCKともに、通常キーキャップと同じようなデザインとなっています。

LCK /LAKキーキャップに関しては、販売元のJezail Funderにて、1uサイズのコンベックスキーの存在を確認しています。
次回の製造ロットから、ぜひDual1uモデルのスペースバーはコンベックスにしてほしいですね。

Geonix Rev.2から何が変わった?
Rev.2.5という名称が示すとおり、基本的なコンセプトや外観を全面刷新したモデルではありません。
Rev.2の方向性を維持しながら、ケース、内部構造、2Uスペースバー、キーマップ変更環境などを改良したモデルです。
| 項目 | Geonix Rev.2.5 | Geonix Rev.2 |
|---|---|---|
| レイアウト | 4×12オーソリニア | 4×12オーソリニア |
| キー数 | Dual 1U:48キー 2U:47キー相当 | 47キー |
| ボトムレイアウト | Dual 1U/2U | 2Uのみ |
| 2Uスタビライザー | 改良型スタビライザー採用 | なし |
| ケース | Full Aluminum/Semi-Aluminum | Full Aluminum |
| ケース形状 | トレイマウントケース | トレイマウントケース |
| 吸音材 | 2層 | 2層 |
| ドーターボード | 独立式 | PCB一体型 |
| スイッチ | Kailh Choc V2 | Kailh Choc V2 |
| ホットスワップ | 対応 | 対応 |
| キーマップ | QMK/Vial | QMK/VIA |
| 接続方式 | トライモードモデルのみ 有線/Bluetooth/2.4GHz | 有線モデル トライモードモデル (有線/Bluetooth/2.4GHz) |
| キーキャップ | LCK/LAK | LCK |
| 販売価格 | 119ドルから | 81ドルから |
| カラー | White/Black/Silver | White/Black/Silver |
Vial対応は40%キーボードと相性がよい
Rev.2ではQMK/VIA対応でしたが、Rev.2.5ではVial対応が明記されています。
通常のキー入れ替えだけでなく、コンボやTap DanceなどをGUI上で設定しやすくなったことは、40%キーボードにおいて実用的な変更です。
2Uスペースバーの安定性を改善
Rev.2の商品ページに投稿されたユーザーレビューでは、2Uスペースバーのぐらつきを指摘する内容が確認できます。
Rev.2.5では、この部分をスタビライザーを搭載することで改良し、さらにDual 1Uレイアウトも追加されました。
Rev.2.5は打鍵感と筐体品質を高めた改良版
Rev.2.5では、5層のアコースティック構造、ケース形状の変更、独立ドーターボードなどが追加されています。
入力時の安定感、打鍵音、筐体の質感、Vial対応、Dual1uの採用、セミアルミケース採用など、既存ファンも新規ファンも満足できるアップデート内容と言えそうです。
【写真で見る】Geonix Rev.2.5レビュー
それでは、実際のGeonix Rev.2.5についてみていきましょう。




今回選択したのは、Dual1u基板/セミアルミケースモデルです。
ケースをセミアルミにすると、自動的にLCKプロファイルキーキャップとなります。
Kawamura個人的にはLAKプロファイルの方が好みなので、別オプションでLAKも購入しました。ここは選べた方が良いなあと思います。
キースイッチは見た目のクリーンさを重視するためにCrystalをチョイス。

非常にクリーンなルックスに大満足です。
交換用キーキャップは主にbottom rowで用いるMac向けの記号キーキャップが付属してきます。

ただし、使えない2uスペースバーも何故か同梱されていました。
このあたりはパッケージングの問題でしょう。
Kawamura基板自体が共通ではないため、Dual1uモデルを選択した場合、どうやってもこのサイズのキーキャップは使用できません。
外観をみていきましょう。
キーレイアウトは4行×12列のオーソリニアレイアウト。
すべて1uサイズ、もしくは中央部のみ2uスペースバーのPCBのいずれかを選択可能となっており、それぞれ独立した別の基板を用いています。
左右に修飾キーを配置してある40%レイアウトとなっているため、スモールキーボード初心者でも比較的扱いやすいキー数と言えるでしょう。

今回選択したセミアルミケースは、ボトム部分のみアルミ削り出し、サイド部分のみポリカーボネートの削り出しとなっているようです。

Kawamuraこの側面の透明感を活かすために側面にもライティングが仕込まれています。
しかし、デフォルト状態ではコントロールの幅が少なく、オフ、赤く点灯、7色にウェービングという三種類しか筆者の環境では試すことができませんでした。
これはもしかすると仕様なのかもしれません。
外観をみていきましょう。
ケース形状はフラットで、ティルトも全くありません。

ロープロファイルキーボードらしく、ケース高さは約18mm、キートップまでの高さも約25mm程度と、リストレストなしで快適にタイピングできるのが魅力的です。

ケース背面左側にType-C接続口とオンオフスイッチがあります。
USBレシーバーと有線でのポーリングレートは1000Hzと低遅延でタイピングできるのもいいですね。

底面をみていきましょう。
デザイナーMasro氏がVero75で見せたデザインとは異なり、直線的でエッジの多いアルミ削り出しデザインが光ります。


唯一残念なのがこのシールですね。
Kawamura電波法では、技適マークと認証番号を無線設備の「見やすい箇所に付す」ことが求められているため、これでも全く問題はありません。
ただ、せっかくのデザインの魅力が半減してしまうので、せめて小さいサイズのシールにするなどがいいなーと思います。

基板周辺についてみていきましょう。
基板についてはノースフェッチ(北向きLED)となっており、Kailh choc v2用のホットスワップとなっています。
基板カラーは白、スイッチプレートに関してはかなり柔らかく、公式では明記されていませんがおそらくはPC(ポリカーボネート製)とみています。

すこし見えにくいですが、スイッチプレートはDual1u専用のものと見られますが、その下にある白い吸音材については2uモデルと同じと見られます。

ホットスワップソケットを搭載したchoc v2スイッチキーボードのほとんどに共通することですが、キーキャップを交換する際にキースイッチごと抜けてしまいやすいです。

Kawamuraこれは構造上仕方ないのかもしれません。
スイッチプレートの形状からみると、ボトムケースとスイッチプレートをビスで止めるシンプルなスタイルの「ボトムケースマウント」を採用しているようです。

商品説明画像の構造とも一致しますね。

Kawamura経験則だけで言うと、ボトムとトップをネジで繋ぐボトムケースマウント構造の打鍵感は「硬い」です。
一方で、そのことをわかっているため、あえてスイッチプレートにPC素材を採用し、複数層にわたる吸音材を仕込んでいるのでしょう。
確かに打鍵感には硬さを感じる芯はあるものの、スイッチプレートの選定のおかげてそこまで気になるものではありません。
むしろ、個人的には沈み込みの少ない打鍵感の方が好みです。
キースイッチについてみていきましょう。
ロープロファイルキーボードシーンではあまり見かけない「Crystal」をチョイスしました。
調べると、キーボードよりもアケコンでの採用例が多いようです。
すべてのパーツをPCで構成しているため透明感が高く、事前潤滑されているためスムーズな打鍵感が魅力です。



Kawamura個人的にはもっと軽い打鍵感が好みでしたので、このあとTaro Icecreamへ変更しました。
キーキャップについてもみていきましょう。
キーキャップはJezail FunderのLCKプロファイルのクリアキーキャップを採用しています。
ポリカーボネート素材を採用しているため透明度が高く、中央部が窪んだスフェリカルデザインとなっています。
キーキャップ自体に傾斜はなく、設置する場所を選びません。



少し残念だったのが、LCKのスペースバー相当部分がコンベックスキーになっていなかったことです。
Kawamura実はLCKにはコンベックスが存在します
次回ロットがあるのであればぜひこの部分は同梱して欲しいですね。
別途注文したLAKキーキャップへ換装した写真がこちら。
QAZ仕様とし、未使用部分はLCKプロファイルキーキャップを装着しています。

ここでも、付属していたキーキャップが2uコンベックスのみで、スペースバー相当の1uコンベックスキーキャップが付属していなかったのは残念でした。

LAKは光を透過しませんが、シリンドリカル形状で個人的にはタイピングしやすく気に入っています。
また、LCKキーキャップと組み合わせても、それほど違和感なく使えるのもいいですね。


Geonix Rev.2.5のスペック概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Chosfox × Masro Geonix Rev.2.5 |
| レイアウト | 40%オーソリニア |
| キー配列 | 4行×12列 |
| キー数 | Dual 1U:48キー/2U:47キー相当 |
| 対応レイアウト | Dual 1U/2Uスペースバー |
| ケース | Full Aluminum/Semi-Aluminum |
| ケース加工 | CNCアルミニウム加工 |
| カラー | White/Black/Silver |
| ケース形状 | Boat-style chassis |
| マウント方式 | ボトムケースマウント |
| プレート素材 | ポリカーボネート |
| 内部構成 | 5層アコースティック構造 |
| ドーターボード | 独立USBドーターボード |
| スイッチ | Kailh Choc V2・5種類から選択 |
| スイッチ方式 | ロープロファイルメカニカル |
| ホットスワップ | 対応 |
| キーキャップ | LCK/LAK |
| LCKキーキャップ | 透明PC・UV印刷 |
| LAKキーキャップ | PBT・昇華印刷 |
| キーマップ変更 | QMK/Vial |
| 接続方式 | USB有線/Bluetooth/2.4GHz |
| USB端子 | USB Type-C |
| ポーリングレート | 1000Hz(2.4GHz無線ドングル/有線接続) 125Hz(無線接続) |
| バッテリー容量 | 1800mAh |
| RGB | 対応 |
| 対応OS | Windows/macOS |
| 本体サイズ | 235×83×16mm |
| 公称重量 | 490g |
| タイピングアングル | 0度 |
| 技適表示 | あり 214-260322 |
| 付属品 | 専用キャリングケース/USBケーブル/2.4GHzレシーバー/○ |
| 保証期間 | 1年間 |
まとめ

以上、Geonix Rev.2.5についてのレビューをお送りしてきました。
世界的にみても40%オーソリニアレイアウトのキーボードをストック販売しているブランドは、そこまで多くないように思います。
最近ではスモールキーボードに対しての見方も徐々に変化してきており、新しいタイピング体験をしたい、というニーズも少しずつ大きくなってきているように感じています。
そういった中でこのGeonix Rev.2.5は、組み立ての必要もないため、おすすめできる「完成品スモールキーボード」の一つと言えるでしょう。
興味を持った方、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

- 初版執筆日:2026年8月9日
- 最終更新日:2026年8月9日
- 取材方法:編集部で購入した実機で検証/公式サイト参照/Masro氏へのヒアリング
- 参照・画像引用元:https://chosfox.com/ja/products/chosfox-x-masro-geonix-rev-2-5
- 利益相反:商品提供:なし 本稿収益化リンク:あり


