Keychron Orca echo、半日で支援総額1.7億円を突破。なぜここまで支持されているのか?

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本記事は、新製品・販売開始・仕様更新・キャンペーンなどの事実整理を目的としたニュース記事です。実機を用いた長期レビューや評価記事ではありません。提供・広告・収益化に関する情報がある場合は、本記事内に明記します。

親指トラボ位置の不安はどこへやら。

Keychron × ギズモード・ジャパンの左右分割キーボード「Keychron Orca echo」が、クラウドファンディング開始直後から大きな反響を集めています。

CoSTORYのプロジェクトページでは、記事執筆時点で購入総額が170,800,428円、購入者数が6,501人となりました。

わずか半日でなんと「1.7億円」もの支援を集めるモンスタープロダクトとなっています。

総額4億円を集めたNape Proに次ぐヒットと言えそうで、左右分割トラボ付きキーボードの注目度の高さが窺い知れます。

また、活動報告では、プロジェクト開始以降にアクセスが集中した影響で、一時的にページが繋がりにくく、不安定な状態になったことが案内されました。

一部の支援者からは決済時のエラー表示に関する問い合わせも発生しており、CoSTORY側は、買い物履歴に注文が表示されている場合は購入が正常に完了していると案内しています。

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6,000人超が支援。分割キーボードとして異例の反響

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Screenshot

Keychron Orca echoは、左右分割レイアウトに、トラックボール、ホイール、上下スクロールパッドを組み合わせた49キーのワイヤレス分割キーボードです。

一般的に、左右分割キーボードやカラムスタッガード配列のキーボードは、通常のキーボードと比べてユーザーを選ぶ製品です。

特に、通常のキー数よりも少ないため、レイヤー操作を前提とした通常とは異なるタイピングを行う必要があるという点で、スイッチングコストが高い商品といえます。

それにもかかわらず、Orca echoはクラウドファンディング開始後、6,000人を超える購入者を集めています。

記事執筆時点で購入総額が1.7億円を超えており、Nape Proに次ぐ規模となっています。

これは、分割キーボードとしてはかなり大きな反響と言えそうですね。

アクセス集中により、ページが不安定に

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今回の反響を象徴しているのが、CoSTORY上で公開された活動報告。

プロジェクト開始以降、一時的にアクセスが集中した影響により、ページが繋がりにくい状態となりました。

SNS上では、決済時のエラー表示や、購入状況の確認に関する不安の声も見られました。

CoSTORY側は、エラーが表示された場合でも、正しく決済が完了している可能性があるとして、メニューから「買い物履歴」を確認するよう案内しています。

買い物履歴に該当の注文がある場合は購入が正常に完了しており、注文が表示されていない場合は決済が完了していない可能性があるとのこと。

支援時にエラーが出た場合は、再購入する前に買い物履歴を確認しておくのがよさそうです。

詳細については下記コンテンツをご覧ください。

サーバーエラーのお詫びと決済エラーに関するご確認について|CoSTORY

なぜOrca echoはここまで伸びたのか

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Orca echoが大きく伸びた理由は、単に「Keychronの新製品だから」だけではありません。

大ヒットの理由は大きく3つあると分析しています。

まずは、ギズモード・ジャパン×Keychronの強力タッグという部分です。

ガジェット好きが見るメディアとして絶大な人気を誇る「ギズモード・ジャパン」と、キーボードブランドとして信頼の厚いKeychronのタッグにより、自作キーボードに興味のあるユーザーだけでなく、「一般ユーザー」に対しても広くリーチできたことが、今回の大きな反響に繋がったと見ています。

次に、価格と入門ハードルの低さです。

一般的に、左右分割トラックボール付きキーボードと言えば、自身でハンダつけやファームウェアの焼き込みが必要な「自作キーボード」が主流です。

よって、「欲しくても技術がある人しか入手できない」という構造があります。

それをKeychronの技術力で量産品として販売して且つ、絶妙な価格設定で売り出したことも、反響が大きくなった要因の一つと見ています。

最後は、「入力体験のアップデート」という思想です。

おそらく、一般ユーザーにとって、このキーボードは「キーボード」としてではなく、「ちょっと変わったガジェット」とみられている可能性があります。

実務で使用するにはスイッチングコストが明らかに大きい「カラムスタッガードレイアウト」のキーボードがここまで伸びているところから見ると、実務用途だけでなく、「入力体験を楽しむため」のガジェットとして購入している層も相当数いるのではないかと見ています。

「タイピングとカーソル操作を手元で完結させる」という思想自体に、多くの人が共感して興味をもっているのかもしれません。

新しい市場形成の次は

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この動きは、日本のキーボードシーンにおいて、「新たな市場形成」となるような動きだと捉えています。

「ニッチジャンル」として捉えられてきた「分割キーボード」というジャンルがこれほどまでに注目されたのは、筆者が見ている限り初めてではないでしょうか。

この動きは、日本発のプロジェクトが、分割キーボードとポインティングデバイス統合という「新しい入力体験」というムーブメントを世界へ広げるきっかけになる可能性もあります。

この「次のムーブメント」の中では、カラムスタッガードレイアウトだけでなく、一般的なロウスタッガードレイアウトのキーボードとトラックボールの融合も、期待できるのではないでしょうか。

Greenkeysでは、この動きを継続的に追っていきます。

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」編集長。GreenEchoes Studio代表。

メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・執筆を担当しています。これまで100製品以上をレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題や国内市場動向についても継続的に情報発信しています。

日本語配列キーボードの互換性向上を目的とした業界連携プロジェクト「Japan Layout Alliance(JLA)」を設立し、国内外メーカーと協力した活動も行っています。

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