Keychronキーボードの選び方ガイドライン

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Macユーザーに高い人気を誇るキーボードブランド「Keychron」

そんなKeychronのキーボードですが、シリーズやモデルがありすぎて、どれを選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか?

加えて、実はKeychronは、欲しい商品によって正規販売品、並行輸入品、個人輸入でしか購入できない場合があるのです。

本記事では、Keychronシリーズの種類と特徴について解説し、あなたにぴったりの選び方について紹介していきます。

この記事をKeychronを選ぶガイドラインにしてください!

Keychronのシリーズと特徴

全モデルと日本国内、本家サイトで購入できるモデルの一覧はこちら▷▷

この記事の著者
Kawamura top R

GreenEchoes Studio代表

河村亮介(カワムラリョウスケ)

サイト運営者兼WEBライターとして自社メディアを立ち上げ、現在では複数の法人運営メディアの企画運営を行う。仕事上、ヘビーに文字を打つことが多く効率化を求めるうちにキーボード沼にハマり、「GreenKeys」を開設。

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知っておきたいキーボードのレイアウト(キー配列・物理配列)について

  • キー配列:US配列もしくはJIS配列
  • 物理配列:100%・96%・80%TKL・75%・70%・65%・60%・40%

これらの中からお好みのキー配列・物理配列のキーボードを選ぶ必要があります。

詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

Keychronのシリーズについて紹介

Keychronは大きく分けて、14のシリーズに分けることができます。

Keychronのシリーズと特徴
価格接続方式プロファイルキーマップ変更国内販売
Bシリーズ安い無線/有線Scissor対応未発売
Kシリーズ普通無線/有線Normal / Low非対応一部正規販売あり
K Proシリーズやや高い無線/有線Normal / Low対応一部正規販売あり
K Maxシリーズやや高い無線/有線Normal / Low対応未発売
Sシリーズやや高い有線Low対応未発売
Rシリーズ高い無線/有線Ultra Low不明未発売
Qシリーズ高い有線Normal / Low対応一部正規販売あり
Q Proシリーズ高い無線/有線Normal対応一部正規販売あり
Q Maxシリーズ高い無線/有線Normal対応一部正規販売あり
Q HEシリーズ高い無線/有線Normal(磁気方式)対応一部正規販売あり
Vシリーズやや高い有線Normal対応並行輸入品あり
V Maxシリーズやや高い無線/有線Normal対応一部正規販売あり
コラボレーション高い有線Normal一部対応未発売
Cシリーズ安い有線Normal一部対応一部正規販売あり
未発売の場合は個人輸入
キーマップ変更について

キーマップをご自身の自由に変更できる仕組みが備わっていることを意味します。

キーマップ変更方法は、大きく分けて下記の4つです。

  1. QMK Configuratorでキーマップを作成後、コンパイルしてからダウンロードし、QMK Toolboxを用いて本体にフラッシュする
  2. VIAを用いてリアルタイムに変更する(おすすめ)
  3. QMK Firmwareのビルド環境を作成し、QMK MSYSでビルド→フラッシュする(上級者向き)
  4. 専用ソフトウェアを用いる(Keychron Lancher

Keychron Bシリーズについて

Keychron B1 Pro page12
キーマップのカスタマイズ
ノイズ対策なし
ボディの材質ABS樹脂
フレームの有無なし
ホットスワップ対応なし
接続方法無線(2.4GHz/BT)/有線
対応OSmacOS / Windows / Linux
入力方式シザー方式
キーキャップABS
国内販売なし
個人輸入

Keychron Bシリーズは、価格を非常に抑えたいわゆるKeychronブランドの入門機となっています。

これまで採用していたメカニカルキースイッチを廃し、シザー方式にすることで薄型軽量化をはかり、1200時間もの稼働時間を生み出すことに成功しました。

こういったタイプのキーボードでは珍しく、キーマップの変更ができる点は、さすがKeychronといったところです。

現時点ではB1 pro /B6 Proがラインナップされています。

ただし、カスタマイズできるメカニカルキーボードを売りにしてきた同社には珍しく、仕様変更が一切できません。

キートップの形状や全体の傾向を見ても、先発普及商品に非常に類似している点も気がかりです。

Keychron Kシリーズについて

pf ef0251cb KeychronK2hotswappablewirelessmechanicalkeyboardforMacWindowsiOSGateronswitchredbrownbluewithtypeCRGBwhitebacklightaluminumframehero Edited scaled
画像参照:Keychron
キーマップのカスタマイズ不可
ノイズ対策なし
ボディの材質ABS樹脂
フレームの有無RGBモデルはアルミフレーム
Whiteモデル/バックライトなしモデルはなし
ホットスワップモデルによって対応あり
接続方法無線/有線
対応OSWindows/Mac
プロファイルNormal / Low
キーキャップシングルショットABS
ダブルショットABS
国内販売コペックジャパン(一部モデルのみ)
他は個人輸入

Keychron Kシリーズは、最もポピュラーなKeychronのメカニカルキーボードです。

シリーズの中でも、Kを冠してるシリーズに関しては、有線接続だけでなく、無線接続が可能。

ただし、日本国内で利用するには「技適」を取得している必要があるため正規販売代理店以外から購入したモデルは日本国内で無線機能を利用することはできません。

国内正規販売代理店である「コペックジャパン」が取り扱っている商品を下記にまとめておきます。

  • 技適についての根拠はこちらからご確認ください。
  • K1〜K10に関しては、Pro表記がないところを見ると、おそらく無線モジュールは共通のものを利用している可能性が高いです。
  • Cシリーズ、Vシリーズ(無印)、およびQシリーズ(無印)に関しては、無線接続機能がないため「ー」表記となっています。
  • コペックジャパンに掲載されているK7/K15のみ、技適一覧表に掲載がないため「?(未確認)」としていますが、おそらく総務省側に反映されていないだけだと推察しています。
  • Keychron USB-C Receiverの技適認証があることから、2.4GHz帯を使った無線接続に関しても認証されていると認識しています。
  • 日本国内で利用する場合は、①技適認証を取得している②キーボード本体に技適マークがあることが必要です。

コペックジャパン正規販売製品一覧

型番技適取扱いプロファイルキーボードサイズ
C1Normal80%
C2Normal100%
C1 ProNormal80%
C2 ProNormal100%
C3 ProNormal80%
K1 SE (JIS/US)Low80%
K1 V5 (JIS/US)Low80%
K1 ProLow80%
K1 Max (JIS/US)Low80%
K2 Pro (JIS/US)Normal75%
K2 MaxNormal75%
K2 HENormal75%
K2 バックライトなしNormal75%
K2 バックライトなしホットスワップNormal75%
K2 v2ホットスワップ (JIS/US)Normal75%
K2 v2 (JIS/US)Normal75%
K3 v2 (JIS/US)Low75%
K3 v2ホットスワップLow75%
K3 v2 バックライトなしLow75%
K3 Pro (JIS/US)Low75%
K3 Max (JIS/US)Low75%
K4 V2 (JIS/US)Normal96%
K4 V2ホットスワップNormal96%
K4 Pro (JIS/US)Normal86%
K5 SE (JIS/US)Low100%
K5Low100%
K5 ホットスワップLow100%
K5 ProLow100%
K5 Max (JIS/US)Low100%
K6Normal65%
K6 ホットスワップNormal65%
K6 バックライトなしNormal65%
K6 バックライトなしホットスワップNormal65%
K6 Pro (JIS/US)Normal65%
K7 (JIS/US)Low65%
K7 ProLow65%
K7 Max (JIS/US)Low65%
K8 Normal80%
K8 ホットスワップ (JIS/US)Normal80%
K8 バックライトなしNormal80%
K8 バックライトなしホットスワップNormal80%
K8 Pro (JIS/US)Normal80%
K8 MaxNormal80%
K9 ProLow60%
K10 (JIS/US)Normal100%
K10 ホットスワップ (JIS/US)Normal100%
K10 Pro (JIS/US)Normal100%
K10 MaxNormal100%
K11 ProLow65%
K12Normal60%
K12 ホットスワップNormal60%
K12 ProNormal60%
K13ProNormal80%
K13 Max (JIS/US)Normal80%
K14Normal70%
K14 ホットスワップNormal70%
K14 ProNormal70%
K15 ProNormal75% alice
K15 MaxNormal75% alice
K17 ProNormal96%
K17 MaxNormal96%
Q0Normal
Q0 PlusNormal
Q0 MaxNormal
Q1Normal75%
Q1 v2Normal75%
Q1 Pro (JIS/US)Normal75%
Q1 Max (JIS/US)Normal75%
Q1 HE (JIS/US)○ (Makuake)Normal75%
Q2 (JIS/US)Normal65%
Q2 ProNormal65%
Q2 Max (JIS/US)Normal65%
Q2 HE未発表○   
Q3Normal80%
Q3 Pro (JIS/US)Normal80%
Q3 Max (JIS/US)Normal80%
Q3 HE未発表○   
Q4Normal60%
Q4 ProNormal60%
Q5Normal96%
Q5 ProNormal96%
Q5 MaxNoemal 96% 
Q6Normal100%
Q6 ProNormal100%
Q6 MaxNormal100%
Q6 HE未発表○   
Q7Normal70%
Q8Normal65%alice
Q8 ProNormal65%alice
Q8 MaxNormal65%alice
Q9Normal40%
Q10Normal75%
Q10 ProNormal75%
Q10 MaxNormal75%
Q10 HE未発表○   
Q11Normal75%
Q11 Pro未発表○   
Q11 HE未発表○   
Q12Normal96%
Q12 MaxNormal96%
Q13 ProNormal 96%alice 
Q14 ProNormal96%Alice
Q14 MaxNormal96%Alice
Q14 HE未発表○   
Q15 MaxNormal65%
Q60Normal60%
Q60 MaxNormal60%
Q65Normal65%
Q65 MaxNormal65%
V1 (JIS/US)Normal75%
V1 Max (JIS/US)Normal75%
V2Normal65%
V2 MaxNormal65%
V3 (JIS/US)Normal80%
V4Normal60%
V5Normal96%
V5 MaxNormal96%
V6 (JIS/US)Normal100%
V7Normal70%
V8Normal65%
V8 MaxNormal65%
V10Normal75%
S1Low75%
R1UltraLow75%
B1 ProScissor75%
Lemokey L1Normal75%
Lemokey L3Normal80%TKL
Lemokey P1Normal75%
Lemokey X5Normal96%

モデル名が「偶数」の場合、ノーマルプロファイルのメカニカルスイッチ、「奇数」の場合、ロープロファイルのメカニカルスイッチとなっています。

薄型省スペースのものが良ければロープロファイルがおすすめですが、やはり打鍵感や打鍵音に関してはノーマルプロイファイルには叶いません。

ただし、Keychron Opticalスイッチを採用している「 K3 / K5 / K7 」については別格ですので是非お試しください。

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Kawamura top RKawamura

個人的にはMint軸が好みでした。
他の軸は軽すぎてノーマルプロファイルキーボードを利用している方にはちょっと向かないかもしれません。
薄型で打鍵感を求めるのであれば、Gateron Low-Profile 2.0搭載のキーボードにしましょう。

モデル全体としての打鍵感や打鍵音は「普通」です。

取り分けて静音加工がされているわけではないため、デッドなサウンドは得られにくいかもしれません。

比較的アルミニウムフレームを採用しているRGBバックライトモデルの方が打鍵音が優れている印象です。

とりあえずおしゃれで無線接続ができるキーボードが欲しい!という方におすすめできるのが「Kシリーズ」と言えるでしょう。

Keychron K Proシリーズについて

keychronk6pr0qmkviawirelesscustommechanicalkeyboard 1659094228146
画像参照:Keychron
キーマップのカスタマイズ可(QMK/VIA)
ノイズ対策サウンドアブソーミングフォーム
シリコンパッド
ボディの材質ABS樹脂
フレームアルミニウムフレーム
ホットスワップ対応あり
接続方法有線/無線対応
対応OSWindows/Mac
プロファイルNormal / Low
キーキャップダブルショットPBT
国内販売コペックジャパンもしくはモデルによっては
他は個人輸入

K Proシリーズは、Kシリーズの上位に当たるモデルです。

特徴的な違いは、静音加工がされている点と、キーマップの変更ができる点が挙げられるでしょう。

静音加工については、基盤(PCB)を吸音フォームとシリコンパッドでサンドイッチする形をとっているため、余分なノイズが発生しにくく、コトコトと心地よい打鍵音を演出してくれます。

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画像参照:Keychron

また、QMK/VIAに対応しているため、ご自身の好きな配置に好きなキースイッチを配置し直すことが可能となっています。

日本国内での取り扱いは「K8 Pro/K3 Pro/K2 Pro/K4 Pro/K6 Pro」です。(追加されている可能性があります)

日本国内モデルとなっているため、JIS配列(日本語配列)も用意されているのは嬉しいですね。

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Keychron K Maxシリーズについて

K13 Max 8
画像参照:Keychron
キーマップのカスタマイズ可(QMK/VIA)
ノイズ対策サウンドアブソーミングフォーム
シリコンパッド など
ボディの材質ABS樹脂
フレームアルミニウムフレーム
ホットスワップ対応あり
接続方法有線/無線
対応OSWindows/Mac
プロファイルNormal / Low
キーキャップダブルショットPBT
国内販売なし
個人輸入

Keychron K Maxシリーズは、Kシリーズの中でも最上位に当たります。

基本的な商品スペックとしてはProシリーズをすべて踏襲しており、Proシリーズの無線接続時のポーリングレートが大きく向上したモデルが「Max」シリーズと考えても差し支えないでしょう。

USBドングルをもちいた2.4GHz帯の接続に関しては、有線接続時と同じ1000Hzという超低遅延接続を実現しています。

価格もProシリーズとほとんど変わらないモデルが多いため、購入するのであればMaxシリーズが良いでしょう。

2024年3月15日から、K3 Maxの日本正規販売が開始されました。

Keychron Sシリーズについて

keychrons1lowprofileqmkkeyboard5 1667232585117
画像参照:Keychron
キーマップのカスタマイズ可(QMK/VIA)
ノイズ対策サウンドアブソーミングフォーム
ボディの材質フルCNC機械加工アルミニウム
フレームの有無なし
ホットスワップ対応あり
接続方法有線のみ
対応OSWindows/Mac
プロファイルLow
キーキャップダブルショットPBT
国内販売なし
(個人輸入のみ)

Keychron Sシリーズは、ロープロファイルメカニカルキーボードの最上位モデルです。

Kシリーズのロープロファイルメカニカルキーボードと比較すると、静音加工がされている、キーマップの変更に対応している、無線接続ができない、本体がフルメタルという点で異なります。

静音加工については、PCBの下に吸音フォームが置かれているだけとなっているため、そこまで大きな吸音効果は得られない可能性が高いです。

一方で、フルメタルボディとなっている関係で、通常のKシリーズやK Proシリーズよりもタイトな打鍵音になっています。

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画像参照:Keychron

日本国内で購入するには、個人輸入のみです。

かなりマニア向けの商品ですが、ロープロファイルキーボードの最高峰ですので、気になる方はどうぞ。

全Sシリーズについて見る
型番▲▼JIS配列▲▼US配列▲▼Profile▲▼Size▲▼
S1Low75%
Kawamura top RKawamura

フルアルミニウム製のキーボードでは、NuPhyから「NOS75」がリリースされています。

Keychron Rシリーズについて

Keychron R1 0ac03b55 b01d 4896 8d36 7ee886f97075
画像参照:https://www.keychron.com/pages/keychron-r1
キーマップのカスタマイズ可(QMK/VIA)
ノイズ対策
ボディの材質フルCNC機械加工アルミニウム
フレームの有無なし(一体成形)
ホットスワップ対応あり
接続方法有線/無線
対応OSWindows/Mac
プロファイルUltra Low
キーキャップ不明
国内販売なし
(個人輸入のみ)

Keychron R1は、Ultra Low Profile Opticalスイッチを採用した、全く新しいモデルです。

シリーズ史上最薄最軽量モデルとなることが予想されており、2023年8月にKickstarterにてクラウドファンディング開始予定でしたが、未発表となっています。

詳細はこちら▷▷

Keychron Qシリーズについて

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画像参照:Keychron
キーマップのカスタマイズ可(QMK/VIA)
ノイズ対策ガスケット
サウンドアブソーミングフォーム
ケースフォーム
シリコンガスケット
ボディの材質フルCNC機械加工アルミニウム
フレームの有無なし
ホットスワップ対応あり
接続方法有線のみ
対応OSWindows/Mac
プロファイルNormal
キーキャップダブルショットABS
ダブルショットPBT
国内正規販売コペックジャパン(一部モデルのみ)
他は個人輸入

Keychron Qシリーズは、Keychronのフラッグシップモデルとなっており、最上級のタイピング体験を作り出すためにあるモデルです。

なんといっても特徴は、その徹底的な静音加工が作り出す極上の打鍵感と打鍵音でしょう。

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ダブルガスケットと呼ばれるPCB(基盤)が浮いたような構造となっており、打鍵の衝撃を吸収し、余分なノイズを発生させません。

多くのモデルで打鍵音に優れ、印字が消えにくいとされるダブルショットPBTキーキャップを採用しています。

Qシリーズは確かに高額ですが、最高の打鍵感を求めている人にこそおすすめしたいキーボードと言えるでしょう。

最近ではサウスポースタイルのQ12や、左右分割スタイルのQ11、スプリットスペースバー搭載のQ9 Plusなど、超個性的な商品もラインナップしています。

国内正規販売品は、下記の3つのみとなっており、他は個人輸入、もしくはアマゾンの並行輸入品で購入可能です。

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Keychron Q Pro シリーズについて

Q8 Pro 4
画像参照:https://www.keychron.com/products/keychron-q8-pro-alice-layout-qmk-via-wireless-custom-mechanical-keyboard
キーマップのカスタマイズ可(QMK/VIA)
ノイズ対策ガスケット
サウンドアブソーミングフォーム
ケースフォーム
シリコンガスケット
ボディの材質フルCNC機械加工アルミニウム
フレームの有無なし
ホットスワップ対応あり
接続方法有線/無線
対応OSWindows/Mac
プロファイルNormal
キーキャップKSAプロファイル
ダブルショットPBT
国内正規販売なし(個人輸入)

KeychronのハイエンドモデルとなるのがこのQ Pro シリーズです。

Qシリーズの仕様を継承しながらも、無線接続に対応しているのが最大の特徴でしょう。

それまでは、アルミニウム合金をケースに採用していると、電波技術的な制約で無線機能が利用できませんでしたが、Q1 Proでその技術を確立しました。

Q1 Proを皮切りに日本でも正規販売が開始されています。

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Keychron Q Maxシリーズについて

Q1 Max 4
https://www.keychron.com/products/keychron-q1-max-qmk-via-wireless-custom-mechanical-keyboard?variant=40707102769241
キーマップのカスタマイズ可(QMK/VIA)
ノイズ対策ガスケット
サウンドアブソーミングフォーム
IXPE・PETフォーム
ラテックスボトムパッド
ケースフォーム
ボトムケースPETフォーム
シリコンガスケット
ボディの材質フルCNC機械加工アルミニウム
フレームの有無なし
ホットスワップ対応あり
接続方法有線/無線(BT /2.4GHz)
対応OSWindows/Mac
プロファイルNormal
キーキャップKSAプロファイル/Cherryプロファイル
ダブルショットPBT
国内正規販売あり

Q Maxシリーズは、Qシリーズの中でも最も高性能なキーボードです。

USBドングルを使用した2.4GHz帯接続が可能となり、ポーリングレートが1000Hzとなっているため、超低遅延の無線接続が可能となっています。

また、従来のQシリーズの吸音フォームが2層なのに対して、Q Maxシリーズでは6層に増えており、非常にタイトな打鍵音が期待できるでしょう。

日本への導入ですが、MakuakeでのクラウドファンディングでQ1 Maxが登場しましたが、現時点ではクラウドファンディングは終了となりました。

また、2024年6月13日からは、日本国内の正規販売代理店であるコペックジャパンより技適認証を取得したKeychron Q3 Maxが販売開始となったため、日本国内での入手製が格段に向上しました。

また、このモデルから日本語配列モデルのキーキャップもダブルショットPBT製となるなど、日本市場へ向けた力の入り方が伺えます。

また、2024年6月25日に発売された、量産機としては非常に珍しい「格子状配列」を採用した「Q15 Max」も非常に話題となっています。

Keychron Q HE シリーズについて

Keychron Q1 HE QMK Custom Wireless Mechanical Keyboard 81a3717e 1065 4602 8d64 3f702bf65302
キーマップのカスタマイズ可(QMKをベースにした独自ソフトで対応)
ノイズ対策ダブルガスケット構造
サウンドアブソーミングフォーム
アコースティックパッド
ボディの材質アルミニウム
フレームの有無あり
ホットスワップ対応あり
接続方法有線/BT /2.4GHz
対応OSWindows/Mac
プロファイルNormal
キーキャップダブルショットPBT(OEMプロファイル)
国内正規販売個人輸入

Keychron Q1をベースに、キースイッチに磁気式スイッチを採用したモデルがKeychron Q1 HEです。

2023年10月にクラウドファンディングにてリリース予定でしたが、12月にKickStarterに登場しました。

Gateronで初めて磁気式キースイッチを搭載し、アクチエーションポイントの変更やラピッドトリガー、マルチキーストロークアクションなど、磁気キーボード特有の動作が可能となっているのが大きな特徴です。

当初はVIAを使って上記の設定を変更することが予想されていましたが、QMKをベースとして作られた独自ソフトウェアで制御するようです。

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Keychron Vシリーズについて

keychron v2 custom mechanical keyboard with qmk via 1663401102043 1666841800077 scaled
画像参照:Keychron
キーマップのカスタマイズ可(QMK/VIA)
ノイズ対策サウンドアブソーミングフォーム
シリコンパッド
ボディの材質ABSプラスチック
フレームの有無なし
ホットスワップ対応あり
接続方法有線のみ
対応OSWindows/Mac
プロファイルNormal
キーキャップダブルショットPBT
国内正規販売あり

Keychron Vシリーズは、KシリーズとQシリーズのいいとこどりをしたような仕様です。

有線接続のみとなっていますが、Kシリーズと比較するとしっかりと静音加工がされており、良質な打鍵感を得ることができます。

keychronv1custommechanicalkeyboard3 1657168342315 scaled
画像参照:Keychron

値段も手頃ですので、カスタマイズしたいメカニカルキーボードを探している方にはぴったりのモデルでしょう。

日本国内では、V1/V3/V6が購入可能です。

Keychron V Maxシリーズについて

V1 Max 1
キーマップのカスタマイズ可(QMK/VIA)
ノイズ対策サウンドアブソーミングフォーム
PETフォーム
ケースフォーム
ガスケットマウンド
PCプレート
ボディの材質ABSプラスチック
フレームの有無なし
ホットスワップ対応あり
接続方法USB Type-C
2.4GHz
Bluetoot5.1
対応OSWindows/Mac
プロファイルNormal
キーキャップダブルショットPBT
国内正規販売あり

V Maxシリーズは、Vシリーズをさらにアップグレードさせたモデルとなっています。

最も大きな違いは、無線接続に対応したことでしょう。

打鍵感についても大幅に改良が図られており、Qシリーズ同様のガスケットマウントの採用や、従来のスチールプレートからPCプレートへ変更するなど、Qシリーズに肉薄する打鍵感となっています。

V1 Max structure scaled

一方で、価格を安く抑えるために、ボディ素材はABSプラスチックを採用するなど、コストパフォーマンスが非常に高いモデルになっています。

日本では、2024年6月13日から、国内正規販売が開始されました。

コラボレーションモデルについて

Keychronでは、近年他社ブランドとのコラボレーションモデルを販売しています。

現時点では、ONEPLUSとLemokeyとのコラボモデルが存在します。

Keychron Cシリーズについて

CシリーズC Pro シリーズ
キーマップのカスタマイズ不可QMK/VIA対応
ノイズ対策なしなし
ボディの材質ABS樹脂ABS樹脂
フレームの有無なしなし
ホットスワップ対応あり対応あり
接続方法有線のみ有線のみ
対応OSWindows/MacWindows/Mac
プロファイルNormalNormal
キーキャップシングルショットABS
ダブルショットABS
ダブルショットPBT
ダブルショットABS
国内正規販売並行輸入
個人輸入
個人輸入もしくは
C3 ProのみAmazon限定

Cシリーズは、Keychronの入門用のキーボードという位置付けです。

ベーシックな見た目に加えて、キースイッチをカスタマイズできることからも、ちょっとキーボードをカスタマイズしてみたい方におすすめできます。

2023年5月に、価格はそのままにアップグレードした「CProシリーズ」がラインナップされたことで、かなり充実した内容になりました。

アップデートポイント
  • QMK/VIA対応によりキーマップのカスタマイズが可能に
  • ダブルショットPBTキーキャップを標準搭載
  • ポーリングレートが1000Hzに改善
  • RGBモデルのみホットスワップ対応

C1 Pro /C3 Proは80%テンキーレスサイズ、C2 Proは100%フルサイズとなっているため、お好みのものを選択してください。

2024年7月31日から、日本でもAmazon限定でC3 Pro が購入できるようになりました。

ただし、キーキャップについてはダブルショットABS製となっているため注意しましょう。

Keychron Cシリーズの購入はこちら▷▷(本国サイト)

Keychronについて

Keychronは2017年にキーボード愛好家グループによって設立された比較的新しいキーボードブランドです。

Keychronはあくまでもブランド名であり、運営企業名ではありません。

運営は「Siki Eagle Sarl」というフランスに本社を置く企業が運営しており、2020年に法人化されました。

香港にも会社を持っており、商品は香港から発送されます。

中国系の企業だと思われますが、メインサイトは全て英語で記載されており、グローバル展開を視野に入れている企業だと言えるでしょう。

まとめ

以上、Keychronの全シリーズについての特徴を紹介してきました。

あらため、あなたのニーズに沿ったKeychronの選び方についておさらいしましょう。

Keychronのシリーズと特徴

ご機嫌なメカニカルキーボード選びのお手伝いを当サイトでさせてください!

Keychron Official Site▷▷

キーボードデータベースも良ければ覗いてくださいね。

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GreenKeys著者情報

河村 亮介のアバター 河村 亮介 GreenKeys運営責任者/事業代表

WEBサイト運営事業GreenEchoes Studio代表をしています。他社法人メディアの運営ほかキーボードメディアや通信系メディアへの寄稿を行うなど、ウェブライターとしても活動しています。今年はオリジナルキーキャップセットを作る予定。

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