Lofree Hyzen ショートレビュー。デザイン性の高さが際立つ、存在感のある一台

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この記事の位置づけ
本記事は、実機使用または継続検証に基づくレビューです。使用感や評価には筆者の主観を含みますが、編集方針に基づき、提供・広告・収益化の有無を明示したうえで執筆しています。製品提供・広告出稿・アフィリエイトリンクの有無は、本記事内に明記します。

Lofree Hyzenは2026年4月23日にKickstarterでローンチされました。

2026年4月、Lofreeの新型キーボード「Hyzen」を試す機会を得ました。

先に公開しているハンズオンレビューにてかなりの部分を論じているため、本レビューでは実機を確認してのショートレビューとしています。

タップできる目次

要点まとめ表

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Screenshot
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  • Hyzen Tri-mode:$189〜$219(通常 $299)
  • Hyzen Wired-mode:$169〜$199(通常 $279)
  • Prism Wrist Rest:$29
  • Desk Mat:$29
  • Wireless Mouse:$49
  • Hypace Gaming Mouse:$119 / $129
  • Charm Charging Cable:$9.9

販売タイムライン

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発送予定:7月(初版)/8月(第二版)

観点内容
立ち位置磁気スイッチの速度・精度と、メカニカルスイッチの打鍵感を両立することを目指したモデル
訴求軸8Kポーリング、TMR磁気検知、Rapid Trigger、調整可能なアクチュエーション
デザイン軸CNCアルミボディ、控えめなライティング、デスク空間との調和
操作系の特徴側面ノブ、物理モードスイッチ、F-row表示切替ウィンドウ
カスタマイズ性Webアプリベースでキーマップ、マクロ、レイヤー、各種磁気機能に対応
注意点角度は12度と強め。一般的なロープロやフラット寄りとは使用感が異なる可能性あり

Lofree Hyzenのスペック

Hyzenは“世界初のメカニカル磁気キーボード”を掲げるモデルです。

スペックから見ていきましょう。

主要スペック

  • 67キー配列
  • 3モード接続対応(USB / Bluetooth / 2.4GHz)
  • 8,000Hzポーリングレート(有線 / 2.4GHz)
  • 10,000mAhバッテリー
  • CNCアルミニウム合金ボディ
  • PCBガスケット構造 + FR4プレート
  • Lofree × Kailh共同開発 Nexus Switch 搭載
  • 0.01mm単位のアクチュエーション調整とRapid Trigger対応
  • Webベースのキーマップ / マクロ / レイヤー設定対応

項目内容
製品名Lofree Hyzen
キャッチコピーWorld’s First Mechanical Magnetic Keyboard
配列 / キー数67キー
接続方式有線(USB Type-C)、Bluetooth、2.4GHz
ポーリングレート8000Hz(有線 / 2.4GHz)、125Hz(Bluetooth)
レイテンシ0.36ms(有線)、0.65ms(Bluetooth / 2.4GHz)
バッテリー容量10,000mAh
本体サイズ330.9 × 142.3 × 48.4mm
重量約1,860g
カラーSpace Gray、Silver
本体素材アルミニウム合金
構造PCB Gasket + FR4 Fiberglass Plate
タイピングアングル12度
キーキャップ素材高透明PC
キーキャップ仕様前面印刷 + マットUVコーティング
デフォルトスイッチLofree × Kailh共同開発「Nexus Switch」
スイッチ方式Mechanical Magnetic Switch(リニア)
スイッチの特徴メカニカル構造と磁気検知を組み合わせたデュアル構造
モードMechanical Mode / Magnetic Mode
ラピッドトリガー対応(0.01mm精度)
アクチュエーション調整0.01mm単位で調整可能
ホットスワップ対応
対応メカニカルスイッチ3ピン / 5ピン対応
対応磁気スイッチGateron系を含む複数の磁気スイッチに対応(再校正前提)
キーマップ設定Webベースのみ
マルチレイヤー対応
マクロ対応
Mod-Tap / Layer-Tap対応
ボリュームキーリマップ不可
ファームウェア更新Web経由で対応
対応OSMac / iOS / Android / Windows
RGB対応
バックライト12種類
フロントアンビエントライト6種類
レシーバー側ライト4エフェクト / 1カラー
特徴的な機構F-row / 数字列を切り替えるマルチファンクションキーウィンドウ
デザイン訴求ミニマル、プレミアム、Hi-Fi機器に着想を得た造形

項目内容
スイッチタイプリニア
作動圧40 ±10gf
総トラベル3.4 ±0.05mm
アクチュエーションポイントカスタム設定可能
初期磁束量90 ±5Gs
底打ち磁束量480 ±20Gs
磁束量測定条件1.6mm PCB上で測定
ステム素材POM
トップハウジングPC
ボトムハウジングナイロン
スプリング素材ステンレススチール
接点素材Composite Gold
ライトパイプ素材PC
磁石素材NdFeB(ニッケルメッキ)

実写でみるLofree Hyzenレビュー

それでは実際の写真を見ていきましょう。

実際に触れてみてまず印象に残ったのは、磁気スイッチ対応キーボードとしての機能面以上に、プロダクトとしての完成度の高さでした。

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Lofree Hyzen2

CNC加工のアルミ筐体を中心に構成された外観は非常に端正で、余計な装飾を抑えたミニマルなデザインに仕上がっています。

Lofree Hyzen18

Lofree側もHyzenを「intentional, minimal, premium」と位置づけており、素材感や全体のプロポーションを重視した製品であることがうかがえます。

Lofree Hyzen22

特に印象的だったのは、デスク上に置いたときの佇まいです。

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Hyzenは一般的な“ゲーミングキーボード”のような強い主張を前面に出すタイプというよりも、空間に自然になじみながら存在感を放つキーボードに見えます。

Lofree Hyzen12

印象に残るバータイプのサイドライティングやアルミボディの質感も含め、単なる入力機器というより、デスク環境を構成するプロダクトとして設計されている印象です。

Lofree Hyzen20

一方で、タイピングアングルはスペック上は12度とされおり、実測でも11.3度やや傾斜が強い印象です。

Lofree Hyzen24

Lofree側は多数の角度を試作し、最終的に幅広いユーザーに適合すると判断した*としていますが、この点は実際には好みが分かれそうです。

※共有された資料より抜粋

フラット寄りの角度に慣れている方にとっては、第一印象で少し強く感じられる可能性があるでしょう。

また、手前側の段差に関して2cm程度あることから、パームレストセットでの用意が望ましいかもしれません。

さらに言えば、専用パームレスト込みでHyzenの世界観が構築されるといっても過言ではないと考えています。

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製品版に向けては、ロゴまわりの整理に加え、キーキャップへのMac向け表記追加、日本語対応の追加など、細部のブラッシュアップも予定されています。

こうした調整が入ることで、製品としての完成度はさらに高まりそうです。

まとめ

Lofree Hyzen9

Hyzenは、磁気スイッチ対応キーボードとしての新しさだけでなく、アルミ筐体の質感や全体の造形を含めて、“見た目の良さも含めて選びたくなるキーボード”として印象に残る一台でした。

機能面の新規性に目が行きがちな製品ではありますが、実際にはそのデザイン性の高さこそが、本機の大きな魅力のひとつと言えそうです。

Lofree Hyzenは4月23日からKickstarterでクラウドファンディングを実施しています。

  • 初版執筆日:2026年4月24日
  • 最終更新日:2026年4月24日
  • 取材方法:メーカー発表資料, Kickstarter
  • 参照・引用元:メーカー発表資料, Kickstarter
  • 利益相反:商品提供:あり 本稿収益化リンク:あり

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河村 亮介のアバター 河村 亮介 Greenkeys chief editor

日本のキーボード専門メディア「Greenkeys」の編集長です。
メカニカルキーボード、自作キーボード、入力デバイスに関するレビュー・取材・検証・撮影・計測・執筆を一貫して担当しています。
これまで100製品以上のキーボードや入力デバイスをレビューし、日本語配列キーボードの互換性問題に関する情報整理と市場解説を行っています。
また、日本語配列キーボードの互換性標準化を目的とした業界連携プロジェクト Japan Layout Alliance(JLA) を設立し、国内外メーカーと協力した活動を進めています。
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