Macユーザーに高い人気を誇るキーボードブランド「Keychron」
そんなKeychronのキーボードですが、シリーズやモデルがありすぎて、どれを選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか?
加えて、実はKeychronは、欲しい商品によって正規販売品、並行輸入品、個人輸入でしか購入できない場合があるのです。
本記事では、Keychronシリーズの種類と特徴について解説し、あなたにぴったりの選び方について紹介していきます。
この記事をKeychronを選ぶガイドラインにしてください!
- Keychron Bシリーズ|キーマップを変更できてかつ持ち運びたい方向け
- Keychron Kシリーズ|無線接続で利用したい方向け。
- Keychron K Proシリーズ|無線接続でかつキーマップを変更して利用したい方向け。
- Keychron K Maxシリーズ|2.4GHz帯を使ってのポーリングレートが1000Hzに改善された最上位機種。
- Keychron Sシリーズ|ロープロファイルキーボードで最高の打鍵感を求める方向け。
- Keychron Rシリーズ|ウルトラロープロファイルメカニカルキーボードをお求めの方に。
- Keychron Qシリーズ|ハイスペックのエントリークラス。
- Keychron Q Proシリーズ|ハイスペックのミドルクラス。無線接続対応。
- Keychron Q Maxシリーズ|ハイスペックのハイエンド。1000MHzポーリングレートの無線接続に加えて打鍵感に優れる。
- Keychron Q HEシリーズ|磁気スイッチ搭載モデル。
- Keychron Vシリーズ|安価にカスタマイズできるキーボードを探している方向け。有線接続のみ。
- Keychron V Maxシリーズ|Vシリーズに無線接続機能を搭載し、ガスケットキットマウント×PCプレートで打鍵感を向上させたアップグレードモデル
- コラボレーションモデル|様々なブランドとのコラボモデル。
- Keychron Cシリーズ|初めてメカニカルキーボードを使う方向け。Proモデルならキーマップ変更可能。
全モデルと日本国内、本家サイトで購入できるモデルの一覧はこちら▷▷
知っておきたいキーボードのレイアウト(キー配列・物理配列)について
- キー配列:US配列もしくはJIS配列
- 物理配列:100%・96%・80%TKL・75%・70%・65%・60%・40%
これらの中からお好みのキー配列・物理配列のキーボードを選ぶ必要があります。
詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
Keychronのシリーズについて紹介
Keychronは大きく分けて、14のシリーズに分けることができます。
- Keychron Bシリーズ|キーマップを変更できてかつ持ち運びたい方向け
- Keychron Kシリーズ|無線接続で利用したい方向け。
- Keychron K Proシリーズ|無線接続でかつキーマップを変更して利用したい方向け。
- Keychron K Maxシリーズ|2.4GHz帯を使ってのポーリングレートが1000Hzに改善された最上位機種。
- Keychron Sシリーズ|ロープロファイルキーボードで最高の打鍵感を求める方向け。
- Keychron Rシリーズ|ウルトラロープロファイルメカニカルキーボードをお求めの方に。
- Keychron Qシリーズ|ハイスペックのエントリークラス。
- Keychron Q Proシリーズ|ハイスペックのミドルクラス。無線接続対応。
- Keychron Q Maxシリーズ|ハイスペックのハイエンド。1000MHzポーリングレートの無線接続に加えて打鍵感に優れる。
- Keychron Q HEシリーズ|磁気スイッチ搭載モデル。
- Keychron Vシリーズ|安価にカスタマイズできるキーボードを探している方向け。有線接続のみ。
- Keychron V Maxシリーズ|Vシリーズに無線接続機能を搭載し、ガスケットキットマウント×PCプレートで打鍵感を向上させたアップグレードモデル
- コラボレーションモデル|様々なブランドとのコラボモデル。
- Keychron Cシリーズ|初めてメカニカルキーボードを使う方向け。Proモデルならキーマップ変更可能。
価格 | 接続方式 | プロファイル | キーマップ変更 | 国内販売 | |
---|---|---|---|---|---|
Bシリーズ | 安い | 無線/有線 | Scissor | 対応 | 未発売 |
Kシリーズ | 普通 | 無線/有線 | Normal / Low | 非対応 | 一部正規販売あり |
K Proシリーズ | やや高い | 無線/有線 | Normal / Low | 対応 | 一部正規販売あり |
K Maxシリーズ | やや高い | 無線/有線 | Normal / Low | 対応 | 未発売 |
Sシリーズ | やや高い | 有線 | Low | 対応 | 未発売 |
Rシリーズ | 高い | 無線/有線 | Ultra Low | 不明 | 未発売 |
Qシリーズ | 高い | 有線 | Normal / Low | 対応 | 一部正規販売あり |
Q Proシリーズ | 高い | 無線/有線 | Normal | 対応 | 一部正規販売あり |
Q Maxシリーズ | 高い | 無線/有線 | Normal | 対応 | 一部正規販売あり |
Q HEシリーズ | 高い | 無線/有線 | Normal(磁気方式) | 対応 | 一部正規販売あり |
Vシリーズ | やや高い | 有線 | Normal | 対応 | 並行輸入品あり |
V Maxシリーズ | やや高い | 無線/有線 | Normal | 対応 | 一部正規販売あり |
コラボレーション | 高い | 有線 | Normal | 一部対応 | 未発売 |
Cシリーズ | 安い | 有線 | Normal | 一部対応 | 一部正規販売あり |
キーマップをご自身の自由に変更できる仕組みが備わっていることを意味します。
キーマップ変更方法は、大きく分けて下記の4つです。
- QMK Configuratorでキーマップを作成後、コンパイルしてからダウンロードし、QMK Toolboxを用いて本体にフラッシュする
- VIAを用いてリアルタイムに変更する(おすすめ)
- QMK Firmwareのビルド環境を作成し、QMK MSYSでビルド→フラッシュする(上級者向き)
- 専用ソフトウェアを用いる(Keychron Lancher)
Keychron Bシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可 |
ノイズ対策 | なし |
ボディの材質 | ABS樹脂 |
フレームの有無 | なし |
ホットスワップ | 対応なし |
接続方法 | 無線(2.4GHz/BT)/有線 |
対応OS | macOS / Windows / Linux |
入力方式 | シザー方式 |
キーキャップ | ABS |
国内販売 | なし 個人輸入 |
Keychron Bシリーズは、価格を非常に抑えたいわゆるKeychronブランドの入門機となっています。
これまで採用していたメカニカルキースイッチを廃し、シザー方式にすることで薄型軽量化をはかり、1200時間もの稼働時間を生み出すことに成功しました。
こういったタイプのキーボードでは珍しく、キーマップの変更ができる点は、さすがKeychronといったところです。
現時点ではB1 pro /B6 Proがラインナップされています。
ただし、カスタマイズできるメカニカルキーボードを売りにしてきた同社には珍しく、仕様変更が一切できません。
キートップの形状や全体の傾向を見ても、先発普及商品に非常に類似している点も気がかりです。
シザー式
US/JIS
シザー式
US/JIS
Keychron Kシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 不可 |
ノイズ対策 | なし |
ボディの材質 | ABS樹脂 |
フレームの有無 | RGBモデルはアルミフレーム Whiteモデル/バックライトなしモデルはなし |
ホットスワップ | モデルによって対応あり |
接続方法 | 無線/有線 |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Normal / Low |
キーキャップ | シングルショットABS ダブルショットABS |
国内販売 | コペックジャパン(一部モデルのみ) 他は個人輸入 |
Keychron Kシリーズは、最もポピュラーなKeychronのメカニカルキーボードです。
シリーズの中でも、Kを冠してるシリーズに関しては、有線接続だけでなく、無線接続が可能。
ただし、日本国内で利用するには「技適」を取得している必要があるため正規販売代理店以外から購入したモデルは日本国内で無線機能を利用することはできません。
国内正規販売代理店である「コペックジャパン」が取り扱っている商品を下記にまとめておきます。
- 技適についての根拠はこちらからご確認ください。
- K1〜K10に関しては、Pro表記がないところを見ると、おそらく無線モジュールは共通のものを利用している可能性が高いです。
- Cシリーズ、Vシリーズ(無印)、およびQシリーズ(無印)に関しては、無線接続機能がないため「ー」表記となっています。
- コペックジャパンに掲載されているK7/K15のみ、技適一覧表に掲載がないため「?(未確認)」としていますが、おそらく総務省側に反映されていないだけだと推察しています。
- Keychron USB-C Receiverの技適認証があることから、2.4GHz帯を使った無線接続に関しても認証されていると認識しています。
- 日本国内で利用する場合は、①技適認証を取得している②キーボード本体に技適マークがあることが必要です。
コペックジャパン正規販売製品一覧
型番 | 技適 | 取扱い | プロファイル | キーボードサイズ |
---|---|---|---|---|
C1 | ー | Normal | 80% | |
C2 | ー | Normal | 100% | |
C1 Pro | ー | Normal | 80% | |
C2 Pro | ー | Normal | 100% | |
C3 Pro | ー | ✅ | Normal | 80% |
K1 SE (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 80% |
K1 V5 (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 80% |
K1 Pro | ○ | Low | 80% | |
K1 Max (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 80% |
K2 Pro (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 75% |
K2 Max | – | Normal | 75% | |
K2 HE | – | Normal | 75% | |
K2 バックライトなし | ○ | ✅ | Normal | 75% |
K2 バックライトなしホットスワップ | ○ | ✅ | Normal | 75% |
K2 v2ホットスワップ (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 75% |
K2 v2 (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 75% |
K3 v2 (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 75% |
K3 v2ホットスワップ | ○ | ✅ | Low | 75% |
K3 v2 バックライトなし | ○ | ✅ | Low | 75% |
K3 Pro (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 75% |
K3 Max (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 75% |
K4 V2 (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 96% |
K4 V2ホットスワップ | ○ | ✅ | Normal | 96% |
K4 Pro (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 86% |
K5 SE (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 100% |
K5 | ○ | ✅ | Low | 100% |
K5 ホットスワップ | ○ | ✅ | Low | 100% |
K5 Pro | ○ | Low | 100% | |
K5 Max (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 100% |
K6 | ○ | Normal | 65% | |
K6 ホットスワップ | ○ | Normal | 65% | |
K6 バックライトなし | ○ | Normal | 65% | |
K6 バックライトなしホットスワップ | ○ | Normal | 65% | |
K6 Pro (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 65% |
K7 (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 65% |
K7 Pro | ○ | Low | 65% | |
K7 Max (JIS/US) | ○ | ✅ | Low | 65% |
K8 | ○ | ✅ | Normal | 80% |
K8 ホットスワップ (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 80% |
K8 バックライトなし | ○ | ✅ | Normal | 80% |
K8 バックライトなしホットスワップ | ○ | ✅ | Normal | 80% |
K8 Pro (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 80% |
K8 Max | ✅ | Normal | 80% | |
K9 Pro | ○ | Low | 60% | |
K10 (JIS/US) | ○ | Normal | 100% | |
K10 ホットスワップ (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 100% |
K10 Pro (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 100% |
K10 Max | ✅ | Normal | 100% | |
K11 Pro | Low | 65% | ||
K12 | Normal | 60% | ||
K12 ホットスワップ | Normal | 60% | ||
K12 Pro | Normal | 60% | ||
K13Pro | Normal | 80% | ||
K13 Max (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 80% |
K14 | Normal | 70% | ||
K14 ホットスワップ | Normal | 70% | ||
K14 Pro | Normal | 70% | ||
K15 Pro | ? | ✅ | Normal | 75% alice |
K15 Max | Normal | 75% alice | ||
K17 Pro | Normal | 96% | ||
K17 Max | Normal | 96% | ||
Q0 | ー | ✅ | Normal | – |
Q0 Plus | ー | ✅ | Normal | – |
Q0 Max | ○ | ✅ | Normal | – |
Q1 | ー | ✅ | Normal | 75% |
Q1 v2 | ー | ✅ | Normal | 75% |
Q1 Pro (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 75% |
Q1 Max (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 75% |
Q1 HE (JIS/US) | ○ (Makuake) | ✅ | Normal | 75% |
Q2 (JIS/US) | ー | ✅ | Normal | 65% |
Q2 Pro | ○ | Normal | 65% | |
Q2 Max (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 65% |
Q2 HE | 未発表○ | |||
Q3 | ー | Normal | 80% | |
Q3 Pro (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 80% |
Q3 Max (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 80% |
Q3 HE | 未発表○ | |||
Q4 | ー | Normal | 60% | |
Q4 Pro | Normal | 60% | ||
Q5 | ー | Normal | 96% | |
Q5 Pro | ○ | Normal | 96% | |
Q5 Max | ○ | Noemal | 96% | |
Q6 | ー | Normal | 100% | |
Q6 Pro | ○ | Normal | 100% | |
Q6 Max | ○ | Normal | 100% | |
Q6 HE | 未発表○ | |||
Q7 | ー | Normal | 70% | |
Q8 | ー | Normal | 65%alice | |
Q8 Pro | Normal | 65%alice | ||
Q8 Max | Normal | 65%alice | ||
Q9 | ー | Normal | 40% | |
Q10 | ー | Normal | 75% | |
Q10 Pro | ○ | Normal | 75% | |
Q10 Max(JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 75% |
Q10 HE | 未発表○ | |||
Q11 | ー | ✅ | Normal | 75% |
Q11 Pro | 未発表○ | |||
Q11 HE | 未発表○ | |||
Q12 | ー | Normal | 96% | |
Q12 Max | ー | ✅ | Normal | 96% |
Q13 Pro | ○ | Normal | 96%alice | |
Q14 Pro | Normal | 96%Alice | ||
Q14 Max | Normal | 96%Alice | ||
Q14 HE | 未発表○ | |||
Q15 Max | ○ | ✅ | Normal | 65% |
Q60 | ー | Normal | 60% | |
Q60 Max | Normal | 60% | ||
Q65 | ー | Normal | 65% | |
Q65 Max | Normal | 65% | ||
V1 (JIS/US) | ー | ✅ | Normal | 75% |
V1 Max (JIS/US) | ○ | ✅ | Normal | 75% |
V2 | ー | Normal | 65% | |
V2 Max | Normal | 65% | ||
V3 (JIS/US) | ー | ✅ | Normal | 80% |
V4 | ー | Normal | 60% | |
V5 | ー | Normal | 96% | |
V5 Max | Normal | 96% | ||
V6 (JIS/US) | ー | Normal | 100% | |
V7 | ー | Normal | 70% | |
V8 | ー | Normal | 65% | |
V8 Max | – | Normal | 65% | |
V10 | ー | Normal | 75% | |
S1 | ー | Low | 75% | |
R1 | UltraLow | 75% | ||
B1 Pro | Scissor | 75% | ||
Lemokey L1 | Normal | 75% | ||
Lemokey L3 | Normal | 80%TKL | ||
Lemokey P1 | Normal | 75% | ||
Lemokey X5 | Normal | 96% |
モデル名が「偶数」の場合、ノーマルプロファイルのメカニカルスイッチ、「奇数」の場合、ロープロファイルのメカニカルスイッチとなっています。
薄型省スペースのものが良ければロープロファイルがおすすめですが、やはり打鍵感や打鍵音に関してはノーマルプロイファイルには叶いません。
ただし、Keychron Opticalスイッチを採用している「 K3 / K5 / K7 」については別格ですので是非お試しください。
個人的にはMint軸が好みでした。
他の軸は軽すぎてノーマルプロファイルキーボードを利用している方にはちょっと向かないかもしれません。
薄型で打鍵感を求めるのであれば、Gateron Low-Profile 2.0搭載のキーボードにしましょう。
モデル全体としての打鍵感や打鍵音は「普通」です。
取り分けて静音加工がされているわけではないため、デッドなサウンドは得られにくいかもしれません。
比較的アルミニウムフレームを採用しているRGBバックライトモデルの方が打鍵音が優れている印象です。
とりあえずおしゃれで無線接続ができるキーボードが欲しい!という方におすすめできるのが「Kシリーズ」と言えるでしょう。
Keychron K Proシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMK/VIA) |
ノイズ対策 | サウンドアブソーミングフォーム シリコンパッド |
ボディの材質 | ABS樹脂 |
フレーム | アルミニウムフレーム |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | 有線/無線対応 |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Normal / Low |
キーキャップ | ダブルショットPBT |
国内販売 | コペックジャパンもしくはモデルによっては 他は個人輸入 |
K Proシリーズは、Kシリーズの上位に当たるモデルです。
特徴的な違いは、静音加工がされている点と、キーマップの変更ができる点が挙げられるでしょう。
静音加工については、基盤(PCB)を吸音フォームとシリコンパッドでサンドイッチする形をとっているため、余分なノイズが発生しにくく、コトコトと心地よい打鍵音を演出してくれます。
また、QMK/VIAに対応しているため、ご自身の好きな配置に好きなキースイッチを配置し直すことが可能となっています。
日本国内での取り扱いは「K8 Pro/K3 Pro/K2 Pro/K4 Pro/K6 Pro」です。(追加されている可能性があります)
日本国内モデルとなっているため、JIS配列(日本語配列)も用意されているのは嬉しいですね。
Keychron K Maxシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMK/VIA) |
ノイズ対策 | サウンドアブソーミングフォーム シリコンパッド など |
ボディの材質 | ABS樹脂 |
フレーム | アルミニウムフレーム |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | 有線/無線 |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Normal / Low |
キーキャップ | ダブルショットPBT |
国内販売 | なし 個人輸入 |
Keychron K Maxシリーズは、Kシリーズの中でも最上位に当たります。
基本的な商品スペックとしてはProシリーズをすべて踏襲しており、Proシリーズの無線接続時のポーリングレートが大きく向上したモデルが「Max」シリーズと考えても差し支えないでしょう。
USBドングルをもちいた2.4GHz帯の接続に関しては、有線接続時と同じ1000Hzという超低遅延接続を実現しています。
価格もProシリーズとほとんど変わらないモデルが多いため、購入するのであればMaxシリーズが良いでしょう。
2024年3月15日から、K3 Maxの日本正規販売が開始されました。
メカニカル方式(Low Profile)
US
メカニカル方式(Low-Profile)
US
メカニカル方式( Low-Profile)
US/JIS
Keychron Sシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMK/VIA) |
ノイズ対策 | サウンドアブソーミングフォーム |
ボディの材質 | フルCNC機械加工アルミニウム |
フレームの有無 | なし |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | 有線のみ |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Low |
キーキャップ | ダブルショットPBT |
国内販売 | なし (個人輸入のみ) |
Keychron Sシリーズは、ロープロファイルメカニカルキーボードの最上位モデルです。
Kシリーズのロープロファイルメカニカルキーボードと比較すると、静音加工がされている、キーマップの変更に対応している、無線接続ができない、本体がフルメタルという点で異なります。
静音加工については、PCBの下に吸音フォームが置かれているだけとなっているため、そこまで大きな吸音効果は得られない可能性が高いです。
一方で、フルメタルボディとなっている関係で、通常のKシリーズやK Proシリーズよりもタイトな打鍵音になっています。
日本国内で購入するには、個人輸入のみです。
かなりマニア向けの商品ですが、ロープロファイルキーボードの最高峰ですので、気になる方はどうぞ。
全Sシリーズについて見る
型番▲▼ | JIS配列▲▼ | US配列▲▼ | Profile▲▼ | Size▲▼ |
S1 | – | ✅ | Low | 75% |
フルアルミニウム製のキーボードでは、NuPhyから「NOS75」がリリースされています。
Keychron Rシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMK/VIA) |
ノイズ対策 | ー |
ボディの材質 | フルCNC機械加工アルミニウム |
フレームの有無 | なし(一体成形) |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | 有線/無線 |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Ultra Low |
キーキャップ | 不明 |
国内販売 | なし (個人輸入のみ) |
Keychron R1は、Ultra Low Profile Opticalスイッチを採用した、全く新しいモデルです。
シリーズ史上最薄最軽量モデルとなることが予想されており、2023年8月にKickstarterにてクラウドファンディング開始予定でしたが、未発表となっています。
Keychron Qシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMK/VIA) |
ノイズ対策 | ガスケット サウンドアブソーミングフォーム ケースフォーム シリコンガスケット |
ボディの材質 | フルCNC機械加工アルミニウム |
フレームの有無 | なし |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | 有線のみ |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Normal |
キーキャップ | ダブルショットABS ダブルショットPBT |
国内正規販売 | コペックジャパン(一部モデルのみ) 他は個人輸入 |
Keychron Qシリーズは、Keychronのフラッグシップモデルとなっており、最上級のタイピング体験を作り出すためにあるモデルです。
なんといっても特徴は、その徹底的な静音加工が作り出す極上の打鍵感と打鍵音でしょう。
ダブルガスケットと呼ばれるPCB(基盤)が浮いたような構造となっており、打鍵の衝撃を吸収し、余分なノイズを発生させません。
多くのモデルで打鍵音に優れ、印字が消えにくいとされるダブルショットPBTキーキャップを採用しています。
Qシリーズは確かに高額ですが、最高の打鍵感を求めている人にこそおすすめしたいキーボードと言えるでしょう。
最近ではサウスポースタイルのQ12や、左右分割スタイルのQ11、スプリットスペースバー搭載のQ9 Plusなど、超個性的な商品もラインナップしています。
国内正規販売品は、下記の3つのみとなっており、他は個人輸入、もしくはアマゾンの並行輸入品で購入可能です。
Keychron Q Pro シリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMK/VIA) |
ノイズ対策 | ガスケット サウンドアブソーミングフォーム ケースフォーム シリコンガスケット |
ボディの材質 | フルCNC機械加工アルミニウム |
フレームの有無 | なし |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | 有線/無線 |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Normal |
キーキャップ | KSAプロファイル ダブルショットPBT |
国内正規販売 | なし(個人輸入) |
KeychronのハイエンドモデルとなるのがこのQ Pro シリーズです。
Qシリーズの仕様を継承しながらも、無線接続に対応しているのが最大の特徴でしょう。
それまでは、アルミニウム合金をケースに採用していると、電波技術的な制約で無線機能が利用できませんでしたが、Q1 Proでその技術を確立しました。
Q1 Proを皮切りに日本でも正規販売が開始されています。
Keychron Q Maxシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMK/VIA) |
ノイズ対策 | ガスケット サウンドアブソーミングフォーム IXPE・PETフォーム ラテックスボトムパッド ケースフォーム ボトムケースPETフォーム シリコンガスケット |
ボディの材質 | フルCNC機械加工アルミニウム |
フレームの有無 | なし |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | 有線/無線(BT /2.4GHz) |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Normal |
キーキャップ | KSAプロファイル/Cherryプロファイル ダブルショットPBT |
国内正規販売 | あり |
Q Maxシリーズは、Qシリーズの中でも最も高性能なキーボードです。
USBドングルを使用した2.4GHz帯接続が可能となり、ポーリングレートが1000Hzとなっているため、超低遅延の無線接続が可能となっています。
また、従来のQシリーズの吸音フォームが2層なのに対して、Q Maxシリーズでは6層に増えており、非常にタイトな打鍵音が期待できるでしょう。
日本への導入ですが、MakuakeでのクラウドファンディングでQ1 Maxが登場しましたが、現時点ではクラウドファンディングは終了となりました。
また、2024年6月13日からは、日本国内の正規販売代理店であるコペックジャパンより技適認証を取得したKeychron Q3 Maxが販売開始となったため、日本国内での入手製が格段に向上しました。
また、このモデルから日本語配列モデルのキーキャップもダブルショットPBT製となるなど、日本市場へ向けた力の入り方が伺えます。
メカニカル方式(Normal Profile)
JIS/US
メカニカル方式(Normal Profile)
US/JIS
また、2024年6月25日に発売された、量産機としては非常に珍しい「格子状配列」を採用した「Q15 Max」も非常に話題となっています。
メカニカル式(Normal)
US
Keychron Q HE シリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMKをベースにした独自ソフトで対応) |
ノイズ対策 | ダブルガスケット構造 サウンドアブソーミングフォーム アコースティックパッド |
ボディの材質 | アルミニウム |
フレームの有無 | あり |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | 有線/BT /2.4GHz |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Normal |
キーキャップ | ダブルショットPBT(OEMプロファイル) |
国内正規販売 | 個人輸入 |
Keychron Q1をベースに、キースイッチに磁気式スイッチを採用したモデルがKeychron Q1 HEです。
2023年10月にクラウドファンディングにてリリース予定でしたが、12月にKickStarterに登場しました。
Gateronで初めて磁気式キースイッチを搭載し、アクチエーションポイントの変更やラピッドトリガー、マルチキーストロークアクションなど、磁気キーボード特有の動作が可能となっているのが大きな特徴です。
当初はVIAを使って上記の設定を変更することが予想されていましたが、QMKをベースとして作られた独自ソフトウェアで制御するようです。
Keychron Vシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMK/VIA) |
ノイズ対策 | サウンドアブソーミングフォーム シリコンパッド |
ボディの材質 | ABSプラスチック |
フレームの有無 | なし |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | 有線のみ |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Normal |
キーキャップ | ダブルショットPBT |
国内正規販売 | あり |
Keychron Vシリーズは、KシリーズとQシリーズのいいとこどりをしたような仕様です。
有線接続のみとなっていますが、Kシリーズと比較するとしっかりと静音加工がされており、良質な打鍵感を得ることができます。
値段も手頃ですので、カスタマイズしたいメカニカルキーボードを探している方にはぴったりのモデルでしょう。
日本国内では、V1/V3/V6が購入可能です。
Keychron V Maxシリーズについて
キーマップのカスタマイズ | 可(QMK/VIA) |
ノイズ対策 | サウンドアブソーミングフォーム PETフォーム ケースフォーム ガスケットマウンド PCプレート |
ボディの材質 | ABSプラスチック |
フレームの有無 | なし |
ホットスワップ | 対応あり |
接続方法 | USB Type-C 2.4GHz Bluetoot5.1 |
対応OS | Windows/Mac |
プロファイル | Normal |
キーキャップ | ダブルショットPBT |
国内正規販売 | あり |
V Maxシリーズは、Vシリーズをさらにアップグレードさせたモデルとなっています。
最も大きな違いは、無線接続に対応したことでしょう。
打鍵感についても大幅に改良が図られており、Qシリーズ同様のガスケットマウントの採用や、従来のスチールプレートからPCプレートへ変更するなど、Qシリーズに肉薄する打鍵感となっています。
一方で、価格を安く抑えるために、ボディ素材はABSプラスチックを採用するなど、コストパフォーマンスが非常に高いモデルになっています。
日本では、2024年6月13日から、国内正規販売が開始されました。
メカニカル方式(Normal Profile)
JIS/US
コラボレーションモデルについて
Keychronでは、近年他社ブランドとのコラボレーションモデルを販売しています。
現時点では、ONEPLUSとLemokeyとのコラボモデルが存在します。
メカニカル方式(Normal Profile)
US
Keychron Cシリーズについて
Cシリーズ | C Pro シリーズ | |
---|---|---|
キーマップのカスタマイズ | 不可 | QMK/VIA対応 |
ノイズ対策 | なし | なし |
ボディの材質 | ABS樹脂 | ABS樹脂 |
フレームの有無 | なし | なし |
ホットスワップ | 対応あり | 対応あり |
接続方法 | 有線のみ | 有線のみ |
対応OS | Windows/Mac | Windows/Mac |
プロファイル | Normal | Normal |
キーキャップ | シングルショットABS ダブルショットABS | ダブルショットPBT ダブルショットABS |
国内正規販売 | 並行輸入 個人輸入 | 個人輸入もしくは C3 ProのみAmazon限定 |
Cシリーズは、Keychronの入門用のキーボードという位置付けです。
ベーシックな見た目に加えて、キースイッチをカスタマイズできることからも、ちょっとキーボードをカスタマイズしてみたい方におすすめできます。
2023年5月に、価格はそのままにアップグレードした「CProシリーズ」がラインナップされたことで、かなり充実した内容になりました。
- QMK/VIA対応によりキーマップのカスタマイズが可能に
- ダブルショットPBTキーキャップを標準搭載
- ポーリングレートが1000Hzに改善
- RGBモデルのみホットスワップ対応
C1 Pro /C3 Proは80%テンキーレスサイズ、C2 Proは100%フルサイズとなっているため、お好みのものを選択してください。
2024年7月31日から、日本でもAmazon限定でC3 Pro が購入できるようになりました。
ただし、キーキャップについてはダブルショットABS製となっているため注意しましょう。
Keychron Cシリーズの購入はこちら▷▷(本国サイト)
メカニカル方式(Normal Profile)
US
メカニカル方式(Normal Profile)
US
Keychronについて
Keychronは2017年にキーボード愛好家グループによって設立された比較的新しいキーボードブランドです。
Keychronはあくまでもブランド名であり、運営企業名ではありません。
運営は「Siki Eagle Sarl」というフランスに本社を置く企業が運営しており、2020年に法人化されました。
香港にも会社を持っており、商品は香港から発送されます。
中国系の企業だと思われますが、メインサイトは全て英語で記載されており、グローバル展開を視野に入れている企業だと言えるでしょう。
まとめ
以上、Keychronの全シリーズについての特徴を紹介してきました。
あらため、あなたのニーズに沿ったKeychronの選び方についておさらいしましょう。
- Keychron Bシリーズ|キーマップを変更できてかつ持ち運びたい方向け
- Keychron Kシリーズ|無線接続で利用したい方向け。
- Keychron K Proシリーズ|無線接続でかつキーマップを変更して利用したい方向け。
- Keychron K Maxシリーズ|無線接続時のポーリングレートが1000Hzに向上した最上位モデル。
- Keychron Sシリーズ|ロープロファイルキーボードで最高の打鍵感を求める方向け。
- Keychron Rシリーズ|ウルトラロープロファイルメカニカルキーボードをお求めの方に。
- Keychron Qシリーズ|ハイスペックのエントリークラス。
- Keychron Q Proシリーズ|ハイスペックのミドルクラス。無線接続対応。
- Keychron Q Maxシリーズ|ハイスペックのハイエンド。1000MHzポーリングレートの無線接続に加えて打鍵感に優れる。
- Keychron Q HEシリーズ|磁気スイッチ搭載モデル。
- Keychron Vシリーズ|安価にカスタマイズできるキーボードを探している方向け。有線接続のみ。
- Keychron V Maxシリーズ|Vシリーズに無線接続機能を搭載し、ガスケットキットマウント×PCプレートで打鍵感を向上させたアップグレードモデル
- コラボレーションモデル|様々なブランドとのコラボモデル。
- Keychron Cシリーズ|初めてメカニカルキーボードを使う方向け。Proモデルならキーマップ変更可能。
ご機嫌なメカニカルキーボード選びのお手伝いを当サイトでさせてください!
キーボードデータベースも良ければ覗いてくださいね。
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